「もらうと申し訳ない」と感じるのはなぜ?親切や好意を素直に受け取れない人へ

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mirieeと申します  自分らしく豊かに過ごすための考え方や心理について書いています

「人からお土産やプレゼントをもらうと嬉しい。でも、すぐに『お返しをしなきゃ』と焦ってしまう」

「『今日の服、素敵だね』と褒められても、『そんなことないです』と否定してしまう」

「仕事を手伝ってほしいと思っているのに、『申し訳なくて頼めない』」

「誰かに親切にしてもらうと、ありがたい気持ちより先に『悪いな』という気持ちが出てくる」

そんな経験はありませんか?

本当は嬉しい。

本当は助かっている。

本当は「ありがとう」と言いたい。

それなのに、誰かから好意を向けられると、なぜか心の中にブレーキがかかってしまう。

「こんなにしてもらっていいのかな」

「何かお返しをしないといけない」

「相手に迷惑をかけたかもしれない」

そんなふうに考えてしまうと、せっかくの親切も素直に受け取れなくなってしまいます。

でも、「申し訳ない」と感じることは、必ずしも悪いことではありません。

相手への感謝や、迷惑をかけたくないという思いが強いからこそ、そう感じることもあります。

ただ、それが強くなりすぎると、今度は自分が苦しくなります。

この記事では、人から親切にしてもらうと「申し訳ない」と感じる理由と、好意を素直に受け取るための考え方について紹介します。

「もらうと申し訳ない」と感じてしまうのはなぜ?

誰かから何かをしてもらったとき、「ありがとう」より先に「申し訳ない」が出てくる。

そこには、いくつかの考え方のクセが関係していることがあります。

「人に迷惑をかけてはいけない」と考えている

「人に迷惑をかけてはいけない」

そう考えることは、決して悪いことではありません。

周りに配慮できる人ほど、この意識を強く持っていることがあります。

そのため、誰かに手伝ってもらったときにも、

「相手の時間を奪ってしまった」

「本当は自分でやるべきだった」

「わざわざ手を止めてもらって申し訳ない」

と考えてしまいます。

でも、相手が自分の意思で「手伝うよ」と言ってくれた場合、その親切まで「迷惑をかけた」と考えなくてもいいのではないでしょうか。

「何かしてもらったら、お返しをしなければ」と考えてしまう

プレゼントやお土産をもらったときに、

「嬉しい!」

と思った直後、

「何を返せばいいんだろう?」

と考えてしまう人もいます。

もちろん、お礼やお返しをすることは大切です。

ただし、「感謝を伝えること」と「同じ価値のものを返すこと」は同じではありません。

たとえば、友人から旅行のお土産をもらったとします。

「ありがとう!嬉しい」

と笑顔で受け取る。

それだけでも、相手には十分気持ちが伝わることがあります。

「もらったから、次は必ず何か返さなければ」と考え続ける必要はありません。

関連記事→なぜ「私を気にかけてくれる人」を好きになるの?心の距離をグッと縮める『好意の返報性』の秘密

褒められることに慣れていない

「今日の服、素敵だね」

「仕事が早くて助かったよ」

「その考え方、いいね」

こんなふうに褒められたとき、

「いやいや、そんなことないです」

と否定してしまうことはありませんか?

謙遜のつもりでも、毎回否定していると、褒め言葉そのものを受け取れなくなってしまいます。

「褒められるほどの人間ではない」

「そんなに評価されることではない」

と、自分で好意を打ち消してしまうからです。

「ありがとう」だけで受け取ってもいい

親切を受け取るのが苦手な人は、「何か返さなければ」と考えがちです。

でも、まずはシンプルに、

「ありがとう」

と言って受け取るだけでも十分です。

たとえば、仕事を手伝ってもらったとき。

「すみません、ありがとうございます」

と言う代わりに、

「ありがとうございます。助かりました」

と言ってみる。

この小さな違いでも、自分の気持ちは変わります。

「すみません」を最初に言うと、自分が迷惑をかけたことに意識が向きやすくなります。

一方で「ありがとう」と言うと、相手の親切を受け取ることに意識を向けられます。

もちろん、「すみません」が悪いわけではありません。

ただ、何でも謝るクセがあるなら、少しずつ「ありがとう」に置き換えてみるのも一つの方法です。

「お返ししなきゃ」と焦らなくてもいい

親切を受けると、「すぐに何か返さなければ」と焦る人もいます。

たとえば、友人から3,000円くらいのお土産をもらったとします。

その日のうちに、

「何か同じくらいのものを買わないと」

と考え始める。

でも、相手はそこまで計算していないかもしれません。

「旅行に行ったから、お土産を買ってきた」

ただそれだけかもしれないのです。

親切は、すべてをその場で精算する必要はありません。

自分が誰かに親切にすることもあれば、別のときに誰かから助けてもらうこともあります。

人間関係は、毎回きっちり「貸し」と「借り」を帳消しにするものではありません。

関連記事→なぜあの人はいつもお菓子を配るの?やたらと物をくれる人の心理と疲れない付き合い方

親切を受け取ることは、相手の気持ちを大切にすることでもある

「人から何かしてもらうのは申し訳ない」と思う人は、自分が負担になることばかり考えてしまいます。

でも、少し見方を変えてみましょう。

あなたが友人に、

「これ、よかったら使って」

と何かを渡したとします。

相手が、

「申し訳ないから受け取れない」

と何度も断ったら、少し寂しく感じるかもしれません。

反対に、

「ありがとう!嬉しい」

と受け取ってもらえたら、こちらも嬉しくなります。

同じように、誰かがあなたに何かをしてくれたときも、

「ありがとう」と受け取ること自体が、相手の好意を大切にすることがあります。

「受け取る=相手に借りを作る」と考えなくてもいいのです。

「手伝ってもらえない」のではなく、「頼めない」だけかもしれない

親切を受け取るのが苦手な人は、人に頼ることも苦手になりやすいものです。

「これをお願いしたいけど、忙しそうだな」

「こんなことを頼んだら嫌がられるかも」

「自分でやったほうが早い」

と考えて、結局一人で抱えてしまいます。

でも、仕事では「助けを求めること」も大切なコミュニケーションです。

仕事を頼むときは「相手が断る自由」も残す

たとえば、

「今、少しお願いしたいことがあるのですが、手が空いていたら手伝ってもらえますか?」

と伝える。

これなら、相手が忙しければ断ることもできます。

「頼むこと」と「相手に無理をさせること」は同じではありません。

相手に選択肢を残したうえでお願いするなら、必要以上に罪悪感を持たなくても大丈夫です。

褒められたときは、否定せず「ありがとう」でいい

褒められると、

「いやいや、全然そんなことないですよ」

「たまたまです」

「私なんて……」

と否定してしまう人もいます。

謙遜することが習慣になっていると、反射的に出てしまうこともあります。

そんなときは、まず「ありがとう」だけを目標にしてみましょう。

「今日の服、素敵だね」

と言われたら、

「ありがとうございます。嬉しいです」

で十分です。

「自分ではそんなに素敵だと思っていない」と思っていても問題ありません。

相手の言葉に同意する必要はありません。

ただ、「そう言ってくれたこと」を受け取ればいいのです。

関連記事→自分を好きになれない人へ。ノートを使って『自己否定』のループから抜け出す方法

褒め言葉を受け取ることと、自信満々になることは違う

「褒められたら受け取ろう」と言われると、

「自分を過大評価するみたいで嫌だ」

と思う人もいるかもしれません。

でも、褒め言葉を受け取ることは、自分を大きく見せることではありません。

「そう感じてくれたんだな」

と相手の気持ちを受け止めるだけです。

たとえば、

「仕事が丁寧だね」

と言われて、

「ありがとうございます」

と返したとしても、

「私は職場で一番仕事ができる人間です」

と言っているわけではありません。

ただ、相手からの好意的な言葉を否定せず受け取っているだけです。

「申し訳ない」が出てきたら、自分に問いかけたいこと

親切にされたときに「申し訳ない」と感じたら、次のように考えてみてください。

「本当に相手は困っている?」

相手が自分から手伝ってくれたのであれば、まずはその事実をそのまま受け取ってみましょう。

「本当は嫌なのに無理しているはず」

と決めつける必要はありません。

もちろん、相手が明らかに忙しい場合などは、負担にならないよう配慮することも大切です。

大事なのは、相手の気持ちを勝手に悪い方向へ想像しすぎないことです。

「私は何でも一人でできなければいけない?」

人から助けてもらうことに抵抗がある人は、

「大人なら自分のことは自分でやるべき」

と思っていることがあります。

でも、誰でも一人ですべてをこなすことはできません。

体調が悪い日もあります。

仕事が重なる日もあります。

分からないこともあります。

人に助けてもらうことは、能力がない証拠ではありません。

関連記事→「人に頼めない」と抱え込む人へ。頑張りすぎるあなたがラクに『人に甘える』ための3つのステップ

「今すぐ返さなければいけない?」

何かをもらったとき、

「何か返さないと」

と思ったら、一度立ち止まってみましょう。

今日すぐに返す必要があるでしょうか?

そもそも、必ず同じようなものを返す必要があるでしょうか?

まずは「ありがとう」と伝える。

それだけで終わってもいいことは意外とあります。

親切を受け取る練習は、小さなことから

いきなり「何でも素直に受け取れる人」になる必要はありません。

まずは、小さなことから練習してみましょう。

たとえば、

「その資料、持ちますよ」

と言われたら、

「大丈夫です」と断る代わりに、

「ありがとうございます。お願いします」

と言ってみる。

褒められたら、

「そんなことないです」

ではなく、

「ありがとうございます」

と言ってみる。

お土産をもらったら、

「何か返さなきゃ」

と考える前に、

「嬉しい!ありがとう」

と伝えてみる。

最初は少し落ち着かないかもしれません。

「こんなに簡単に受け取っていいのかな」と感じることもあるでしょう。

でも、その違和感は「悪いことをしている証拠」ではありません。

今までと違う行動をしているから、慣れていないだけかもしれません。

「申し訳ない」と思う自分を責めなくていい

ここまで読んで、

「自分は人の親切を素直に受け取れない」

と気づいたとしても、自分を責める必要はありません。

「人に迷惑をかけたくない」

「相手に負担をかけたくない」

「ちゃんとお返しをしたい」

という気持ちがあるからこそ、「申し訳ない」と感じることもあります。

つまり、その気持ちの奥には、相手を大切にしたいという思いがあるのかもしれません。

必要なのは、その気持ちをなくすことではありません。

「申し訳ない」と思っても、親切を受け取っていい。

そう考えられるようになることです。

まとめ|「ありがとう」と受け取るだけでも十分

人から親切にしてもらったとき、

「申し訳ない」

「何か返さなきゃ」

「迷惑をかけてしまった」

と考えてしまうのは、決して珍しいことではありません。

人への配慮が強い人ほど、自分が受け取る側になることに慣れていない場合があります。

でも、誰かの親切を受け取ることは、相手に迷惑をかけることと同じではありません。

ときには、

「ありがとう」

「助かりました」

「嬉しいです」

と、そのまま受け取っていいのです。

お返しを急がなくてもいい。

褒め言葉を否定しなくてもいい。

すべてを一人で抱えなくてもいい。

誰かに頼ることも、親切を受け取ることも、人との関係の中では自然なことです。

もし今日、誰かに親切にしてもらったら、まずは一言、

「ありがとう」

と伝えてみてください。

「申し訳ない」という気持ちが少し残っていても大丈夫です。

その気持ちを抱えたままでも、好意を受け取ることはできます。

そして少しずつ、「受け取ってもいいんだ」と思える場面を増やしていけばいいのです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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