人間関係で疲れない為の考え方!めんどくさい相手はあなたの中にいる

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mirieeと申します  自分らしく豊かに過ごすための考え方や心理について書いています

私たちの抱える悩みの多くが人間関係であるといわれています

そんな人間関係での悩みが発生しやすいところといえば職場ですよね

大勢の人がいる職場だと、どうしても人間関係のトラブルは起きやすいものです

ただでさえ仕事で疲れるのに人間関係の良くない職場で働いているとその疲れは何倍にもなります

そんな人間関係もこういうものだと理解しておけば無駄に悩まなくてすみます

人間関係で知っておいてほしいことと疲れないための考え方

私は長年、女性ばかりの職場で働いていました
仕事中も毎日毎日そこらじゅうで口を開けば悪口陰口…

ちょっとしたことでその悪口陰口の対象になりかねないため気を遣いながら仕事をしていました

「こんなめんどくさい人間関係は嫌だ…早く辞めたい」
そう思いながらも辞められず、とうとう不眠症になってしまいました

睡眠不足は心身に悪影響を及ぼし、さらに人間関係でのストレスを強めてしまいます

あの頃の私のようにならないためにも人間関係で悩み続けるのは避けたいものです

負の感情はそれぞれの中にある欠乏感から起こるもの

人間関係の悩みの原因をおおまかに言うと「自分にとって相手の言動が不快である」ということではないでしょうか

たとえば
「自己中な人」
「悪口陰口を言う人」
「攻撃的な人」
「調子の良い人」
「怒りっぽい人」
いろんな人がいる職場で全員とうまく付き合うのは難しいですよね

人間関係によるネガティブな感情というのは、相手の言動によって「自分は損をしている、自分の価値や評価が下がる、傷つけられた」といった欠乏感によるものです

欠乏感とは

質や量が不十分だと感じる心情を意味する表現

相手から何か奪われたような感じがして嫌悪感を抱いてしまうのです

仕事のことで誰かに注意されたとき、ムカッとしまうというのもそうです

相手は単純に正しい仕事のやり方を教えてくれただけなのに、頭に血が上ってカッとなってしまう
それは、自分に対して否定的な感情を抱いているからです

「なんて自分はダメなんだ、こんなことを言われて恥ずかしい」といった具合に自分のことを恥じたり、罰したりしているのです

足りないところから、さらに奪われた感じがして腹が立つのです

人は自分自身で満たすことができない心の隙間を他から埋めようとするものです

高圧的な人や悪口陰口を言う人は
「他人の価値を下げて自分が優位に立つことで欠乏感を埋めようとします」

愚痴や不満の多い人、被害者意識の強い人は
「他人に同情してもらうことで欠乏感を埋めようとします」

どのような形であれ、他人から欠乏感を埋めてもらおうとする行為は、他人からエネルギーを奪うことになります

それに気付いて悪循環から抜け出さなければ、そのうち周りから見放されて孤立してしまうということにもなりかねません

あなたの周りでネガティブな発言ばかりしている人がいたら自分で埋めることのできない欠乏感で苦しんでいると理解しておきましょう

関連記事→やたらと話しかけてくる人にうんざり。それエネルギー奪われてるかも

一歩引いて相手の立場になって考えてみる

自分の中の常識に縛られている人は、身近にいる人に対しても「こうするべき」というルールに従わせたくなります

その人の常識である「すべき」ことをやらない人を見ると嫌な気分になるのです

人は他人のことをそのまま見ているのではなく自分の内面を通して見ています

自分の中のルールを破っている人がいると、そこだけに注目して勝手にその人のことを否定的な目で見てしまうようになります

どうしても自分の価値観で相手のことを判断してしまいがちですが、人間いろんな価値観や考えの人がいるからこそ世の中は成り立っているのです

自分の価値観を基準に狭い視野で他人を見るのはもったいないことでもありますし、何より疲れてしまいます

相手の立場になって考えてみたり一歩引いてみるなど、広い視野を持つことで見えなくしていた相手の良いところが見えれば人間関係も楽になります

人の機嫌よりも自分の機嫌をとる

誰でも体調が良い日もあれば悪い日もあります

誰かの機嫌が悪かったとしても、その人自身の都合で気分が良かったり悪かったりしています

それをいちいち受け止めていては身が持ちません

人の機嫌よりも「自分がいかに心地よい状態でいられるか」のほうが大事です

もちろん相手のことなどお構いなしに好き勝手にやってもいいということではありません

あなたが自分のことを大切なように他人だって自分のことが大切です

そこを理解しつつ、他人の気分に流されないように自分自身が気分良くいられる状態を保つようにします

そのためにも機嫌の悪い人がいたらそれはその人の問題なのでなるだけ近寄らないことです

もし人間関係で苦しいと感じたら我慢する必要はありません

逃げてもいいんです

苦しい思いをしてその場に留まるよりも、あなたが心地よくいられる環境で過ごすことの方がずっと大切です

ありのままの自分で生きる人が増えれば増えるほど周りの環境もより良いものになっていくのです

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苦手な相手はあなたの中にいる

私が以前勤めていた会社は従業員が多く離職率も高い職場でした

その職場に入社して1ヵ月ほど経ち、ようやく仕事に慣れてきた頃のことです
同じ日に入社したAさんという方が、やたらと私に近づいてきてはブツブツと難癖をつけてくるようになりました

ありがたいことに、まわりの方が私の味方になってくれていたので、なんとか耐えることができたのですが、それが彼女には気に入らなかったようで、そのうち私への攻撃はエスカレート

結局Aさんは職場で孤立して居づらくなり仕事を辞めてしまいました

人間関係は自分自身が引き寄せている

量子力学では「この世の全てはエネルギー」で振動していると言われています
もちろん人間もエネルギーなので振動しています

共鳴って聞いたことありますか?
音叉を鳴らすと近くにある同じ周波数の音叉も鳴り始めるってやつです

共鳴、共振とは

振動体が、その固有振動数に等しい外部振動の刺激を受けると、振幅が増大する現象。振動数の等しい二つの音叉 (おんさ) の一方を鳴らせば、他方も激しく鳴りはじめるなど。電気振動のときには共振ということが多い。

人間も自分の心の状態(振動)に等しい人が引き寄せられます

先ほどの話に戻ると、私が職場でAさんから目をつけられたのもAさん自身にある弱さを私に感じていたからです
それぞれの中にあった「自己否定」によって引き合わされたのです

人間は誰でも環境やその時の状況によって心の状態は変わってきます
その時の自分が自分自身のことをどう扱っているかで関わる人もしくは見えるものが違ってきます

人間関係をより良いものにするには、自分の意識をどこに向けるかが大切です
自分自身を大切にして身体と心の状態を整えれば同じ相手でも感じ方や関わり方変わってくるものです

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人間関係はあなたの願望のあらわれでもある

よく「人間関係は鏡」と言われていますよね

もし、この世に自分一人しか居なかったら自分がどんな人間なのかわからない

人は自分で自分の姿を見るのは難しいけど鏡があるから自分の姿がよく見えます

それと同じで他人が鏡となって私たちの心の中にあるものを見せてくれているのです

人は無意識に自分と似た性質を持っていたり、自分がこうなりたいと思っている人に目がいきます

「してはいけない」「しなければいけない」と自分の中で過度に抑えていたり、すべき思考で生きている人ほど、それをしない人に対して嫌悪感を抱いてしまいます

たとえば「気持ちの良いあいさつをしなければならない」というように義務感であいさつをしていると、あいさつをしない人や素っ気ないあいさつをする人に対して妙に腹が立ちます

それは「本当は人に気を遣いたくなんかない…自分はこれだけ頑張っているのに、あの人はズルイ!」と感じているからです

自分の決めたルール、制限から解放されたいという思いが嫉妬となって腹が立つのです

人に不快感を覚えたら自分自身と向き合い、あなたを縛っているものに気づき緩めてあげることが大切です

そしてどうありたいかに気づいてあげましょう

「私はこれを知るためにこの人と出会ったんだ!」そう思えたとき嫌な相手はあなたの中からいなくなります

人は目的を果たせば関心を持たなくなるからです

おわりに

この世の中を生きる私たちには意味のないことは起こらないものです

人間関係の悩みもあなたの無意識にある願望に気づかせるために起こります

相手に見える嫌な部分を通して本来の自分を取り戻していく

全ては喜びにつながる大切な経験なのです

最後まで読んでいただきありがとうございます

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