職場の年上の同性に好き避けしてしまうのはなぜ?そこに隠された真実とは

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mirieeと申します  自分らしく豊かに過ごすための考え方や心理について書いています

好きなのに避けてしまうってことありませんか?

男女の恋愛において好きなのに避けてしまう「好き避け」で悩んでいる方も多いと思います

その好き避けは同性相手にでも起こりえることです

職場の年上女性を好きになった理由

私は過去2人、年上の女性の方に好き避けをしてしまったことがあります

人間関係の悪い職場で心の支えになってくれていた

私は以前女性ばかりの職場で働いていました

人数が多い職場ということもあり常にあちこちで悪口陰口が飛び交っている

なので仕事で失敗しようもんなら誰に何を言われるか分からない

常に緊張状態で肉体的な疲労と精神的ストレスで不眠になるほどでした

そんな職場でいつも優しい笑顔で声をかけてくれていたのが10歳年上の先輩
私にとって唯一の癒し的な存在でした

その方が別の部署に移動になってからもメールで仕事の悩みを聞いてもらっていました

あるとき彼女の何気ない一言に私は馬鹿にされたと感じてしまい避けるようになりました

私が避け続けているうちにどんどん距離が離れていき
「本当は好きなのに…話しかけてもらいたいのに…」寂しくて
「こんなに辛いならもう会いたくない」
そう思うようになりました

この苦しい現状から逃げ出したいと必死で婚活をして結婚退職

私はこの経験から何も学ぶことなく逃げることを選択しました

知人の紹介で知り合った方と結婚しましたが、結婚相手も私と同じように結婚に救いを求める人だったため結局離婚することになりました

元旦那さんとは一生添い遂げる相手ではなくお互いが大きな気づきを得るために出会ったソウルメイトでした

特別扱いしてくれていた

離婚して数年ほど経ったあるとき、またある職場で年上の女性と出会いました

最初は少し苦手なところもあったのですが、同じく離婚経験者ということで優しく接してくれるようになりました

私の体調を気にかけてくれたり、誕生日も覚えてくれていて「おめでとう」と言ってくれたり
そのうち頻繁に食べ物をくれる
それも彼女が休みで私が一人のときにわざわざ職場まで持ってきてくれるのです

私だけに特別扱いしてくれている

孤独だった私は物よりその気持ちが嬉しくて人として好きになっていました

それと同時に「なんでこんなに良くしてくれるんだろう?」と考えるように

彼女は自分に正直でやりたくないことは無理してやらないタイプ

病気がちなため仕事の面で私を頼りにしていて、辞められたら困るから物で繋ぎとめようとしているのか?私には分かりませんでした

そんな彼女の気持ちを試すかのように私は自分からあまり話しかけないようにしていました

あるとき私から仕事のお願いをしたのですが、それに対して彼女は無言で困惑した表情をみせたのです

その反応がなんだか寂しくて私はますます彼女を避けるようになっていきました

彼女としてはそのことで私が怒っていると感じたのかそれ以来、物をくれることもなくなり
なんだかギクシャクした関係に…

彼女は私との会話が少なくなるにつれて他の方とよく話すようになって物まであげていた

それが私にとってはショックで見捨てられたような気持ちになりました

好きなのに避けてしまうのはなぜ?

寂しさを癒すために私は徹底的に自分と向き合うことにしました

なぜ私はこの人を好きになったのか?
なぜ好きなのに避けて関係を悪くしてしまうのだろうか?

自分自身の素直な感情に「なぜそう感じるの?」「どうありたいの?」と質問を繰り返してみました

母親への甘えと反抗

感情の掘り下げをしているうちにおふたりには共通点があることに気づきました

それは
私のことをよく見ていて変化に気づいてくれる
与える優しさを持っている
話かけてくれて私の話もよく聞いてくれる

「あっ!これは私が子供の頃に母親にしてもらいたかったことだ」

私は優しい彼女たちに対して子供が親に反抗するように無言のアピールで
「こんなに傷ついているのだから察して気遣ってほしい」と甘えていた

どこまで自分を受け入れてくれるのかを確認するためにそっけない態度をとる
試し行動」をしていたのです

これ、私は実の母親にもやっていたこと

信頼していたからからこそ甘えて反抗していたのだと思います

【愛着障害】感情を表現することが苦手

私は赤ちゃんの頃からおとなしくて手のかからない
ずっと一人で寝ているような子だったそうです

私が生まれたころから両親ともに忙しくなり手のかかる兄姉もいたため私がおとなしいのを良いことにほったらかされていたようです

愛着形成が最も必要な時期にがほったらかされたことで私はコミュニケーション能力が低く
思いを言葉にするのが下手です

乳幼児期に母親との間に愛着をうまく形成できなかったことが原因での愛着障害なのでしょう

喋れない赤ちゃんが泣くことでしか思いを伝えられないように、自分の気持ちを伝えることが苦手な私は避けるという態度でもって相手に察してもらうとしていた

さらに自分の感情もあまり理解できていなかったため
なぜ好きなのに避けしてしまうのかもわからない

そんな自分が嫌だし嫌われるに決まっている

それなら相手から嫌われて傷つく前に自分から避けるという負のスパイラルに陥っていました

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私は愛されないという信念を持っている

私は子供の頃に無口という理由で否定的なことを言われ続けていました

そのため「どうせ私なんか」という思いが根底にありました

そんな私のもとに優しい人が現れて与えられると「私は愛されるはずがない」という自分の信じていることが覆されてしまいます

だから偏った自分の信念を貫くために避けることで相手との関係を壊すようなことをしてしまうのです

大人になってからも他人の好意を素直に受け取ることができないのは幼少期にありのままの自分を否定された経験があったからだと思います

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本当の恋愛を経験していない

好き避けをしてしまうのはまだ本当の恋愛を経験したことがないからかもしれません

相手に自分の寂しさや満たされないものを埋めてもらいたい

それは相手への依存であって愛情ではありません

異性との恋愛でも同じです

避けてしまうのは深い意識ではこの人は違うということが分かっているからでしょう

その人は自分には「人を好きになる気持ちがある」ということを教えてくれる相手であり
本当は何を求めていて何に気づいて欲しいのかを教えてくれるために現れた人なのかもしれません

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おわりに

出会いは偶然ではなく必然

出会う必要があるから人はそれぞれ出会っています

そこでどんな感情が湧き上がったとしても
それは自分自身が本当に求めていることを気づかせてくれるために必要なこと

人を好きになれるということは自分の中に愛があるということ

まずはその愛を自分自身に向けていれば自ずとありのままの自分と繋がりあえる人と巡り合えるはずです

 

最後まで読んでいただきありがとうございます

 

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