「期待してるよ」に注意?職場でプレッシャーを感じにくくする方法

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mirieeと申します  自分らしく豊かに過ごすための考え方や心理について書いています

あなたは「期待してるよ」と言われたことがありますか?

私はあります

会社の社長や上司が部下に「期待してるよ」と言うのはよくあることだと思います

私の場合、社長でも上司でもなくパートの先輩からです
最初に「期待してるよ」と言わたときは「期待に応えられるよう頑張ります」と返事をしましたが
同じ方から何度も言われるうちに違和感を感じてしまい、その期待の意味について考えるようになりました

では「期待してるよ」にはどのような意味が込められていることがあるのでしょうか?

「期待してるよ」には注意が必要?

期待とは

ある人がそれをするのを(他の人が)あてにし、心待ちに待つこと。将来それが実現するように待ち構えること。

「これからの在り方に良い希望を持っている。あてにされている」ということになります

会社の社長や上司から「期待してるよ」と言われると「期待してくれているから頑張らなきゃ」という気持ちになるかもしれません

いっけん良い言葉のように思えますが、その期待にどういう意味が込められているかで、後々その期待が重くのしかかってくることがあります

期待してるよ=あなたを意のままに操りたい

期待してるよという言葉の奥には
「私の思い通りに動いて下さいね」という期待が込められていることがあります

もちろん、全てがそうというわけではありませんが、私の経験上、一緒に仕事をする方から言われた「期待してるよ」には
「自分が思い描いた通りの人間であってほしい」
「楽させてほしい」
「喜ばせてほしい」
という思いが込められているように感じられました

自分のために他人に期待していると、自分の思い通りにならなかったときに「期待外れだった」と裏切られたような気分になります

そのため、相手が自分の思い通りに動いてくれないと言葉や態度でプレッシャーを与えてくることがあります

他人への期待感が大きいほど、自分の思い通りにならなかったときの裏切られた感は強くなり、それが怒りに変わってしまうことさえあります

期待してるよという言葉の裏には不安がある

操作的な期待する人は、相手が思い通りに動いてくれるか内心不安なのです
だからプレッシャーをかけるために「期待してるよ」と言います

言い換えれば「もっと頑張ってよ」
ということで、何度も言われるということは、その人にとって「まだ思い通りにはなっていない」ということです

「期待してるよ」と言ってくる人は、自分の気持ちを満たしてほしいと思っています

その心の奥には自分では満たすことのできない不安を感じているのです

職場でプレッシャーを感じにくくするにはどうしたらいい?

私自身、人の期待に応え過ぎていたことがあります
相手が何をしてほしいかを先読みして期待に応えるようにしていました

相手の思う通りに動いていないと嫌みを言われるかもしれない…
そういう不安から必死に人に合わせようとしていたのです

ですが、人それぞれ考えていることは違いますから、良かれと思ってやったことが裏目に出ることもあります

そもそも常に相手の都合に合わせてなんていられません
そんなことを続けていては精神的にも肉体的にも消耗してしまうだけです

完璧であろうとしない

先輩や上司の視線を感じながら仕事をするのって緊張しますよね

「失敗しないように良いところを見せなければ」
そう思っているときほど何かしらやらかしてしまうものです

プレッシャーという精神的な圧力の多くは自分が自分自身に与えたもの

プレッシャーに押しつぶされそうなときほど自分の力を信じられていません
そこで内なる自分が「失敗しないでよ!ミスしたら恥ずかしいからね!頑張れ!」と、ありがた迷惑な声援を送るのです

完璧な人などいません
完璧であろうとするのではなく、自分のできることからコツコツと行い
自分の中での成功体験を積み重ねていけば少しずつ自信を取り戻すことができるようになります

関連記事→自己肯定感が低いとどうなる?自分を好きになるための考え方と行動

沸き上がってきた感情を抑えようとせずに認める

私たちはプレッシャーを感じると、どうしても感情を抑えて冷静さを装おうとしていまいがちです
すると、ますますプレッシャーを感じて自分の力を発揮できなくなってしまいます

プレッシャーを感じたら、一呼吸おいて背筋を伸ばし
「私はいまプレッシャーを感じている」
「私はドキドキしている」と湧き上がってきたそのままの感情を認めて下さい

自分自身に向けたプレッシャーは扱い方次第で自分の眠っている能力を引き出すことに使えるため悪いものではありません

自然に湧き上がってきた感情は否定せずに認める
感情は上手に扱えばあなたの成長を助けてくれるものです

関連記事→自己一致は人類共通の目標!ありのままの自分になれば世の中は変わる

身体の状態を整えて丈夫な心を作る

私は、20代後半のころ重度の貧血になっていたことがありました
その頃の私は、ちょっとしたことでイライラしたり、すぐに落ち込むなどメンタルも不安定になっていました
微熱も続いていたので病院へ行って診てもらったところ鉄欠乏性貧血とのこと
処方された鉄材とビタミンCを服用して体調が良くなると同時に気分の落ち込みもなくなりました

身体と心は繋がっています
弱っていればどうぜんダメージを受けやすくなります

バランスの良い食事を摂り胃腸を整えて
適度な運動をして夜はぐっすり眠る
身体の状態を整えることで心は安定、他人からの刺激を受けづらくなります

心のフィルターを通して相手を見ていることに気づく

身体と同じで心も弱っていると、どうしても圧を感じやすく、ちょっとしたことで周りが悪者に見えてしまうことがあります

人は自分の内側にあるものを材料に相手を見てしまうものです

たとえば「そのままの私には価値がない」と思っていたとします
そこで「もっと頑張れ」と自分自身にプレッシャーをかける
それを他人からプレッシャーをかけられたかのように感じてしまうこともあるのです

プレッシャーを感じたからと言って、相手があなたに精神的圧力をかけようとしているとは限りません
もしかしたらあなた自身が「もっと優しく接してくれたらいいのに」と相手に期待しているのかもしれません

もちろん、あきらかにプレッシャーをかけてくる人もいます
そういう人は自分に自信がないのです
だから同じように自信がなさそうな人を見つけてプレッシャーをかけてくるのです

期待を重く受け止めずに仕事と割り切って黙々と仕事をこなす
一生懸命仕事に取り組んでいれば周りも認めてくれるはずです

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おわりに

「期待してるよ」には本当に今後のことを楽しみにしている場合もあれば
「もっと頑張って」「私を楽させて」というような意味が込められていることもあります

自己中心的で「相手をコントロールしたい」そんな期待には注意が必要です
おそらくこのような期待をされたら違和感を感じるでしょう
その違和感を信じて操作的な期待には従わないようにしましょう

嫌われることを恐れずに自分が心地よいと思える選択をして下さい

人に期待せずに自分の機嫌は自分でとる
これが人との関わりのなかで大切な一人一人のあり方ではないでしょうか

最後まで読んでいただきありがとうございます

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