心の中で人のせいにしてしまう・それをやめるにはどうしたらいいの?
なにか失敗したり嫌な気分になったとき
つい「人のせいにしてしまう」ってことありませんか?
自分にも責任があることだとしても自分のせいだと認めたくない
心のなかではそんな自分を受け入れたくない気持ちもあるのではないでしょうか?
目次
人のせいにしてしまうのをやめるにはどうしたらいいの?
人は自分を守ろうとするがあまり、つい誰かや何かのせいにしてしまいます
「怒られるのが怖い」
「恥をかきたくない」
「評価が下がるのが怖い」
人のせいにしてしまう理由はいろいろあると思いますが、共通して言えることは自分に自信がないということではないでしょうか
自信とは「自分自身を信頼する心」のことです
自分を信頼できなければ、自分自身を支える力も弱く脆いものになります
自分で自分を弱らせてしまっているから「これ以上ダメージを受けたくない」
だから、自分の身を守るため必死になって人のせいにしてしまうのです
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人のせいにした自分を許す
人のせいにしても何とも思わない人もいるなか
「人のせいにするのをやめたい」
そう思えているあなたは自分を責めるまえに、まずは人のせいにした自分を許してあげるようにしましょう
心の中で人のせいにするのは多かれ少なかれ誰でもやっているものです
ときには人のせいにして自分の心の負担を軽くすることも必要です
沸き上がった感情に対していちいち「ダメ!」と否定していれば誰でも苦しくなります
押さえつけていた反動で周りに対してまでも厳しい目を向けてしまい
それが結果的に負のスパイラルへと繋がってしまうことがあります
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その選択したのは自分自身であると認める
何かミスをしたとき、たとえ自分だけの責任でなかったとしても
「やる」という選択して行動に移したのは自分自身です
かといって、なにもかも自分のせいにする必要はありません
自分のしたことを素直に認めることが大切です
なんでもかんでも人のせいにしてしているうちは成長できません
「この経験から何を学べただろう?」
そう、自分自身に問い、次に繋げていけばいいのです
親のせいにしたくなったときこそ進んで行動するとき
現状に不満をもっていると「こんな大人になったのは親の育て方が悪かったからだ」と親のせいにしたくなると思います
子供は親に見放されては生きていけませんから親や周りの大人達に従うしかありません
ですが、大人になれば選択権は自分にあります
親のせいにしたくなったときこそ自分自身を見つめ直し本来の自分を取り戻すチャンスです
親のせいにすることは自分を立て直すために必要なプロセス
子供の頃から積み上げてきた固定観念を外すためには親の存在は避けて通れないものです
親との関係から自分は「本当はどうしたかったのか?」「何を求めていたのか?」
そこに気づくことができたら、あとは願望実現に向けて行動あるのみです
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「人のせいにしたらダメ」と言われたら
あなたが納得のいかないことで
「また、人のせいにして…」
「人のせいにしてはダメよ!」と言われたとします
「教えてもらった通りにやったのになんで責められなきゃいけないの?」
そう思うかもしれません
それは、その場のことだけを言ってるとは限らないのです
自分の行動に責任を持つ
仕事において人は日々成長していくもの
人はあなたのことを総合的に見ています
これまでの言葉や態度を見て「また人のせいにした」と指摘されたのかもしれません
そこには「自分の行動に責任を持ってほしい」という思いが込められているのではないでしょうか
どんなことでも人に指摘されるはつらいですよね
何も言わない人が優しいと思いがちですが、間違いを指摘されないままでいるとそれが身について後々大変なことになります
きちんと正しいやり方を教えてくれているのであって「あなたを責めているわけではない」のです
どんなに優れた人でも初めは初心者からスタートしています
初めから何でも完璧にこなせる人はいません
失敗するからこそ大事なことを知り次への成功につなげることができるのです
自分の行動に責任を持つことで周りも認めてくれるはずです
おわりに
心のなかで人のせいにするのは決して悪いことではありません
自分を責め続けていてもつらい状況に陥ってしまうだけです
かといって、自分と向き合うことなく、なにもかも人のせいにしているうちは同じことの繰り返しです
人のせいにしてしまうのは心に恐れや不安を抱えているからです
まずはそこに気づいて自分への信頼を取り戻していくことが大切です
最後まで読んでいただきありがとうございます