ポジティブとネガティブはセット?分離から統合することで人は成長する
突然ですが…私は人の言動に敏感で落ち込みやすい人間でした(´-ω-`)…
そんな私も「ネガティブとポジティブはセット」
ということを理解するようになってから、経験したこと感じたことには全て意味があり、必要なものだと捉えることができるようになりました
ポジティブとネガティブはセット
ポジティブな感情は「善」でネガティブ感情は「悪」
このようなイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか?
ですが、実際は一つの情報に対する感じ方によって「ポジティブとネガティブに分けている」だけです
ネガティブとポジティブに分離するのはなぜ?
人は病気やケガを一度もしたことがなければ健康のありがたさが分かりません
挫折を経験したことがなければ、乗り越えたときの喜びを味わうことができません
恵まれた環境で育っていれば、それがあたりまえになって何かを手にした時の喜びやありがたさを感じることができません
「光」と「闇」それぞれがなければそれぞれがどういうものなのか分からない
つまり「対比するものがないと実感できない」
ネガとポジを分離して両方を味わうことで、それぞれがどういうものなのかを知ることができます
生きていれば嫌なこともありますから誰でもネガティブな感情を抱いてしまうものです
そんなネガティブな感情も何か気付くべきことがあるからあらわれたのです
できればポジティブなことは覚えておいてネガティブなことはすぐに忘れたい…
そう思いますよね
人は成功体験(ポジ)よりも失敗体験(ネガ)のほうが記憶に残りやすいと言われています
それは「もうネガティブなことは繰り返したくない」
という思いからであって、ネガティブな感情を記憶に残すことで自分を守ろうとしているのです
ネガティブもポジティブもどちらも必要だからあるのであって、全て含めてあなたなのです
分離から統合の視点をもったとき人は成長する
過去を振り返って「あの辛い経験があったから今の自分がある」と思ったことはありませんか?
私は子供の頃、おとなしすぎたせいで同級生から否定的なことを言われていました
その経験によって「否定されるのが怖い」というネガティブな感情を抱くようになり、これが私にとって長いあいだ生きづらさの元になるものでした
でも、あの経験があったからこそ「心」や「生き方」について考えるようになり、ネガティブな経験として捉えていたことも今の私の人生にとって必要なものだったと思えるようになりました
統合するとはありのままの自分に戻ること
ネガティブな感情があらわれたということは、そこには必ずポジティブな面も潜んでいます
ネガティブな感情は大切なことに気付いてほしくてあらわれたもの
そのためネガを抑えて分離しようとすればするほど「早く気付いてよ…」と言わんばかりにネガティブな感情は膨らんでいくものです
ネガティブな感情が湧きあがったときは無理しないで怒ってもいいし泣いてもいいんです
自分の感情を素直に認め吐き出してしまいましょう
「なぜこの感情が生まれたのか?」
「これは私に何を気づかせてくれるのだろうか?」
というように視点を変えて「なぜ?どうなりたい?」と自分自身に質問をして内側から答えを見つけだすようにしましょう
ネガティブな事として分離させたのは、そこからポジティブな側面を見出すためであり、全てまとめて(統合)一つの必要な経験です
ネガティブな感情というのは大切なことに気付くために自らで分離させ浮上させたものなので、それを統合するということはありのままの自分に戻ることなのです
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おわりに
感情こそ魂の声
ネガティブな感情は私たちに何かを知らせてくれるもの
そこから自分の内側を見つめることで、自分の本心を知ることができます
ネガティブな感情があらわれたら、ちょっと一呼吸置いて感情に耳を傾けてみて下さい
そこに、あなたが望むものの答えが見つかるはずです
最後まで読んでいただきありがとうございます<