嫉妬をエネルギーに変える!女性の多い職場で学んだこと
あなたは誰かに嫉妬したことがありますか?
嫉妬の対象というと「彼、彼女」「家族」「友達」「職場の人」などありますが
なかでもわりと多いのが職場で起こる女性同士の嫉妬…
職場は一日の大半の時間を過ごす場所
めんどくさいもめ事は勘弁してほしいものです
目次
女性が女性に嫉妬するのはどんなとき
私は長年、女性の多い職場で働いていました
女性ばかりの職場では、悪口や陰口は日常茶飯事…
女性同士の嫉妬も年齢に関係なく発生
そのため揉め事やトラブルも多く…うんざりしていました
嫉妬は基本的に「欲しい」「奪われる」「足りない」といった「欠乏感」から生まれます
嫉妬は扱い方次第で私たちの望みを叶えるためのエネルギーに変わるものです
相手が自分の手に入れたいものをもっているとき(欲しい)
人は自分が手に入れたいものを持っている人に嫉妬してしまうものです
たとえば、周りからチヤホヤされている人、幸せ自慢する人
このような嫉妬はおもに自分と同じ年代または年下の人に対して抱くものです
幸せ自慢をする人に対して「なにさチッ…」となる
その気持ちとしては自分の価値が下がって惨めさで哀しくなります
「私も欲しい」と思っている
でも「どうせ私に手に入れられるはずがない…」というような無力感から哀しくなるのです
自分の気持ちに気が付くことなく嫉妬心だけが強くなると自分の価値を上げるために、相手の悪口や陰口を言って価値を落とそうとします
自分の立場が脅かされると感じたとき(奪われる)
職場に後輩が入るとき「どんな人が入るのかなぁ」って少し不安を感じたりしますよね?
仕事が出来る後輩が入ってきたら自分は負けてしまうかもしれない…
このような不安から嫉妬心をもつことがあります
新たな存在によって自分の居場所が奪われるかもしれない
その危機感からライバルになるかもしれない相手に対して「私の方が上」と思わせるような言動をとります(マウントをとる)
自分の方が優れていると必死にアピールして自分の立場を守ろうとします
相手を思い通りにしたいと感じているとき(足りない)
仲のいい友達にでも年齢に関係なく嫉妬することがあります
友達が自分以外の人と仲良くしたり、友達の言葉や態度が気に入らないと感じてしまうなど…
友達のことを気にし過ぎるあまり、何気ない言動に対して「自分への思いが足りない」と感じて嫉妬してしまうのです
そうなると、急にそっけなくしたり無視することがあります
嫉妬のモヤモヤを不機嫌さをあらわすことでアピールしているのです
そうやってアピールしているのに友達の方から歩み寄ってくれないと、余計に嫉妬心は強くなるものです
自分の嫉妬を正当化するためにアラ探しをして、気に入らないところにばかりに注目するため、相手の良いところが見えなくなってしまいます
心の中では「どうしてあなたは私のことを大切にしてくれないの?」という物足りなさと寂しさを感じています
誰かに嫉妬したらどうすればいい
人間関係で職場の居心地が悪くなったときは
「新しい環境に進みたい」という自分の内側からのサインであることがあります
人は出会いがあれば別れがあります
成長するためには新たな道に進むことも必要です
大事なのは経験したことから学び次に活かすこと
せっかく大切なことを気付かせてくれるために出会った人であり経験です
しっかり自分の感情をキャッチして求めるものを見つけだしてあげましょう
求めるものに意識を向けていれば、自然に進むべく方向が見えてきます
あとは、行動に移していけば理想の自分に近付くことができます
そのためには、積極的に自分を望みを知ろうという気持ちが大切です
自分自身に目を向けて内面の魅力をあげる
幸せ自慢する人も、チヤホヤされている人も、いずれはみんな年をとり衰えていきます
人生は限られているので誰かを嫉妬することにエネルギーを使うのはもったいない
人の魅力は年齢を重ねるほど内面からあふれ出てくるものです
嫉妬していると感じたら自分の魅力をあげるチャンスです
嫉妬しないように頑張るのではなく「私は嫉妬している」と、まずは認める
嫌な感情が沸いたとき「胃のあたり」や「胸の上」などがギュッとしたり、じわっとするような感覚があると思います
嫉妬したらすぐに「あっ!いま私は嫉妬した」と心の中でつぶやきながら、反応した部分を手で触れて癒してあげて下さい
「私は何が欲しかったの?」「どうして哀しかったの?」「どうありたいの?」
と自分自身に質問して嫉妬の先にある想いに気づいてあげるようにします
自分の機嫌は自分でとる
友達に嫉妬してしまうということは友達のことを信用していません
それは「自分は人に愛される価値がない」と自分のことを否定しているからです
始めは些細なことでも、お互いが不信感を抱いたままでいると恨みの感情に変わることさえあります
そうなってしまったら距離を置くしかありません
友達でいたということは「一緒にいて楽しい」お互い何か得るものがあったから仲良くしていたはずです
友達との関係を失いたくないなら、アラさがしをするのはやめて
そのぶん、楽しいこと嬉しいことをして自分を満たすことに時間を使うようにしましょう
おわりに
嫉妬は悪いものと思いがちですが、誰でも感じる自然な感情です
私たちは他者の存在があるから自分を知ることが出来ます
嫉妬もいらないものとして消そうとするのではなく
必要なものとして受け入れて、自分の内側に目を向ければ得たいもの分かります
自分自身を理解しているからこそ対策が出来るのです
最後まで読んでいただきありがとうございます