自己肯定感が低いとどうなる?自分を好きになるための考え方と行動

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mirieeと申します  自分らしく豊かに過ごすための考え方や心理について書いています

「自己肯定感を高めましょう」ってよく言われていますよね

そもそも自己肯定感ってなに?
それって高いほうがいいの?
低いとどうなるの?
そして、どういう状態であればいいのか分からない
という方も多いのではないでしょうか?

そんな自己肯定感について自分を好きになる方法とともにお伝えしていきます

自己肯定感ってなに?低いとどうなる?

自己肯定感という言葉は、心の状態を説明する用語として臨床心理学者の高垣忠一郎さんによって広められたものです

自分自身のあり方を肯定する気持ちであり、自分のことを好きである気持ち

「自分が自分であっても大丈夫」という感覚のことを「自己肯定感」呼んでいます

自分の存在そのものを認めて、ありのままでも大丈夫という安心感をもつことです

ありのままと言っても、わがままに生きることではありません

どんな自分でも良いと評価するのではなく
「長所も短所も含めて自分なんだよ」
と自分自身のことを無条件に受け入れる気持ちのことです

他人に振り回されやすくなる

自己肯定感が低い方にみられる特徴としては

  • 自分を良く見せようと必死になる
  • 誰かと比べて劣っていると思い込む
  • 人や何かのせいにしてしまう
  • 悪口・陰口を言う
  • 他人からの評価に敏感になる
  • 完璧を求める
  • なにかに依存してしまう
  • 怒りっぽくなる
  • 頑張ろうと思えなくなる

自己肯定感の低さがどのようなかたちであらわれるかは人それぞれですが、自分自身に対しての信頼感が低いため無意識に他人に振り回されてしまう傾向にあります

自己肯定感が低くなる原因

私たちは誰もが生まれたときは自己肯定感で満たされています

そんな私たちも育った環境や経験によって自分を否定することで自己肯定感は次第に薄れていきます

おもな原因としては

  • 親からの観念の押し付け
  • 人前で叱りつけるなど恥の植え付け
  • 他人との比較
  • いじめられる

このような経験をすることによって「良い自分とダメな自分を分離」
「こうあるべき、こうであってはいけない」と自分自身に条件を付けて、ダメな自分を否定することで自己肯定感は下がっていきます

これは特別なことではなく誰でも少なからず感じることです

日本人は欧米人と比べると自己肯定感が低いと言われています

日本人は褒められても素直に受け取らず「いやいや私なんて…」と自分を低く扱うことが良いと思う傾向にあります

謙遜さが行き過ぎてしまうと相手からみた自分を気にし過ぎて、そのままの自分を出すことがいけないことのように思えてきます
そうなるとますます、ありのままの自分を認めることが出来なくなります

日本人にとって良いと思えることが自己肯定感を低くさせることに繋がっているということもあるのです

誰でも一度は自己肯定感は低くなる

人は魂を進化・成長させるためにこの世に生まれてきました

生まれてからずっと周囲からほめたたえられて「自分はスゴイんだ」と自信満々でいたとしたらどうでしょう?
自己肯定感は高い状態でいられるかもしれませんが、成長しようという気にはならないはずです

私たちはさまざまな経験をすることよって「人の痛み」や「自分がどうありたいか」などたくさんのことを知ることができ、そうやって人は成長していきます

成長の過程で。ときには自分を否定することもあるでしょう

誰でも自己否定するのは心地良いものではないですし、居心地の悪いところからは早く抜け出したいと思うものです

悩んだり自分を否定することでその苦しみから抜け出すべく自分と向き合い、進むべく道を見つけていくのです

経験を積み重ねながら自分自身を知ることで、ようやく自らの存在そのものを受け入れることができるようになる
人間が進化・成長するために誰もが通る道なのです

関連記事→ネガティブとポジティブはセット

自分を好きになるための考え方と行動

自己肯定感を高めるというのは自分自身を好きになることでもあります

誰に何と言われようと「私は私が好き」
そう思えるってすごく心強いですよね

短所と思えるようなところでも自分にとって必要で大切な個性だと受け入れる
少し視点を変えるだけで自分に対しての見かたは変わってくるものです

自分の強みを見つけて活かす

誰にでも強み(長所)はあります

強みとは
「あなたの好きなこと」
「時間を忘れて没頭してしまうこと」
「人に褒められたところ」から見つけることができます

小さな事でもいいのでいくつか思い浮かべて、その自分の強みをどんなことに活かせるかについて考えてみましょう

私の例をあげてみると「好きなこと→ネット検索」「没頭してしまうこと→心理や美容と健康について調べること」「人に褒められたこと→黙々と仕事ができる」
これが活かせること、それが「ブログで情報発信すること」でした

自分の強みと言われてもなかなか出てこないかもしれません

私がそうなんですが、弱み(短所)ならいくらでも出てきます…

そんなあなたが短所だと思っているところに、あなたの強みが潜んでいるものです

意外にも何でも出来る人の方が自分の強みを見つけにくいと言われています

あなたの過去の経験から「苦手なこと」「失敗したこと」「悔しかったこと」などを紙に書き出してみましょう

その体験から「そのときの自分はどういう行動をとったか?何を学べたか?」
そこから強みになることを探してみて下さい

私の場合「コミュニケーションが苦手」「人の言動ですぐ不安になる」
これを強みに変えると「話をするのが苦手だから黙々と作業に取り組める」「人の目を気にしやすい性格を変えたくて心理に興味を持つ」
やはり、これもブログを書くことに活かされています

人は困難を乗り越えると強くなります

強みを見つけることは自己肯定感を高めるだけなく、自己肯定感を下げないためにも有効な方法です

貢献と感謝の気持ちを持つ

貢献というとボランティアなどをイメージするかもしれませんね

もちろん、それも立派な貢献ですが、なにもたいそうなことをしなくても大丈夫です
「道のゴミを拾う」
「笑顔で人にあいさつする」
「悩んでいる人の話を聞いてあげる」など何でもOK

貢献といっても人に褒めてもらうためではなく自分のことを好きになるためにするものなので自己満足で十分です

他者からの承認で自己評価を上げようとすると他人の言動に一喜一憂してしまい、逆に自己肯定感を下げてしまうことにもなりかねません

私たちが普段あたりまえに感じて気がついていないところにも感謝できることはたくさんあります
「綺麗な水が飲めて感謝」
「温かい布団で眠れて感謝」
「健康な体に感謝」
「親、家族、周りの人達への感謝」

少し考えただけでも私たちはすごく恵まれた環境の中で生きています

この世界があなた1人になってしまったことを想像してみて下さい
病気やケガをしても誰も助けてくれません
水、食べ物、電気、ガス、これらが当たり前にあるものではなくなります

人は誰かに支えられ、また誰かを支えて生きています

他者への思いやりと感謝が自分への信頼と自信に繋がります

いい人との繋がりをもつ

私たちは知らず知らずのうちに近くにいる人から影響を受けています

そのため「こういう人になりたい」と思えるような尊敬できる人
一緒にいると前向きな気持ちになれる人との繋がりを大切にするようにしましょう

逆に悪口や否定的なことを言うような人とはなるだけ距離を置いたほうが賢明です

テレビやネットからの情報も同じように影響を受けてしまうので観るもの聞くものには注意が必要です

良い人との繋がりを大切にして、ありのままの自分を受け入れることのできる環境で過ごす

環境をより良くすることで自分自身に対する想いも変わってくるはずです

関連記事→セルフイメージはどのようにして創られるの?自分を知ることの大切さ

おわりに

人は自分を認めることができるからこそ他人も認めることができるものです

運は人が運んでくれると言われているように自己肯定感が低いままでいることはせっかくのチャンスを逃してしまうことになりかねないのです

私たちは長所も短所も含めて一人の人間です

与えられたものを活かしきることはあなたの魂の喜びであり
それこそ自己肯定感をもった最強の生き方と言えるのではないでしょうか

最後まで読んでいただきありがとうございます

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