【罪悪感で苦しい】自分のことを許すことができないあなたへ

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Fear Anxiety Depression Woman  - mohamed_hassan / Pixabay
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mirieeと申します  自分らしく豊かに過ごすための考え方や心理について書いています

自分のやってしまったことをものすごく後悔している

なぜがこれをすると罪悪感に襲われる

過去を思い出して苦しくなる

人は時が経つにつれてだいだいのことは忘れてしまうものですが、それが何年何十年と過ぎても頭から離れずに罪悪感で苦しんでいる方もいらっしゃいます

罪悪感で苦しい…そんなあなたへ

人は誰でも生きてきたなかで何かしらやらかしているものです

子供は周りの大人から叱られたりして学んでいきますが、大人になれば自分の言動には責任を持たなければならなくなります

そこで同じ失敗を繰り返さないために罪悪感を抱いて反省する
適切な罪悪感であれば周りとの関係をより良くすることに繋がります

しかし、過度な罪悪感は自分自身を弱らせてしまうため、なるだけ手放していくようにしましょう

罪悪感を抱きやすい人は誠実で思いやりがある

あなたが悪いことをしたと思っていても相手は何も気にしていない
または、すっかり忘れてしまっているということもあると思います

逆に、全く悪いことをしたつもりはないけど相手はずっと気にしているということもあるでしょう

平気で人を傷つけて何も感じない人もいるなか、罪の意識に苛まれるということは、それだけ誠実で人を思いやることができるということです

その思いやりの気持ちを大切にしつつ、他の人にだけでなくあなた自身にも思いやりや優しさを向けてあげて下さい

消化されていない感情がある

「昔のことだし忘れたい」
そう思っているのに過去の出来事を思い出して苦しくなるってことありますよね

思い出すたびに「あっちいけシッシ」てな感じで振り払おうとするけど、また考えてしまう

人は思い出してはいけないと禁止するほど思い出してしまうものです

勉強と同じで習ったことを思い出す(復習する)ことで記憶を強化させるように、私たちの脳は何度も思い出すほど、より記憶に刻まれていくのです

なので、無理に抑え込んだり忘れようとしないことです

頭に浮かんでくるということは自分の中でいまだに消化されていない何かがあるからで「早く気付いて」という想いのあらわれです

未消化のものを吐き出すためにも相手がいれば相手宛に「出さない手紙」を書いてみたり
誰かや自分自身でもいいので自分の素直な気持ちを打ち明けたり、紙に書き出してみる

そうすることで少しずつ気持ちが軽くなっていくはずです

それぞれにとって必要な経験

私たちに起こる出来事は全て何かしら意味があります

罪悪感で苦しんだ時点で「こういうことをしてはいけない」ということを学びました

他人だけではなく自分自身にも嫌な思いをさせないために同じことを繰り返さなければいいのです

たとえ、誰かを傷つけてしまったとしても過去の出来事は変えることはできません

だからといって、罪を償うために自己犠牲を払う必要はないのです

そんなことをしても自分は悪い人間だと感じて苦しくなるだけです

罪悪感を持ち続けていてもお互いのためにはなりません

相手もその経験によって何かを知り成長したはずです

だから「あの人なら大丈夫」と信じてあげてください

そして、自分自身のことも許して今に意識を向けて心が軽くなる選択をしていけば、全ての経験には意味があるというのが実感できると思います

関連記事→嫌な気分になるのはなぜ?職場で嫌なことがあった時の気持ちの切り替え方

罪悪感を植え付けてくる人の言葉より自分の違和感を大切に

罪悪感を与えるようなことを言ってコントロールしようとする人もいます
そういう人は「あなたのため」などと言い説教してきます

いっけん正しいことを言ってくれているように思えても
「あなたは間違っているから私の言うとおりにすべきだよ」と、自分の価値観を人に押し付けているだけです

そこには、あなたを自分の思い通りにしたいという「支配欲」があります

かといって、罪悪感を与えてくる人は皆「悪意があるか?」というと、そうとは限りません

親や周りの人から教え込まされてきたことを強く信じている人ほど、自分と相手との違いを強く否定してしまうのです

そこには「失ってしまうことの不安や恐れ」「これを守らなければ大変なことになる」という恐怖心が根本にあります

違いがあることがいけないと思い込んでいるから争いや分裂が起こるのです

あなたが誰かの意見に対して何かモヤモヤしたり嫌な気持ちになるのであれば
それは何かが違うということです

「言ったとおりにしないと大変なことになる」というように、あなたに恐怖を与えてくる人にはとくに気を付けて下さい

よほど悪いことをしていない限り、人の人生に対して他人があれこれ口出しするものではありません

あなた自身の人生においてあなたの違和感ほど正しいものはないのです

他人の意見は学ぶことがあれば素直に受け入れ、何か違うと感じたことはスルー

あなた自身が心地よいと感じられる選択をすればいいのです

【自分を許せない】あなたに知っておいてほしいこと

よく「自分を許しましょう」と言われていますが、自分を許すにはどうしたらいいか分からない

また、自分が何を許せていないのかが分からないという方も多いと思います

他人に対して許せないと感じることは自分自身に対しても「これをするのは許さない」と禁止していることです

もちろん、最低限のマナーや人としてのありかたで守らなければならないことはあります

しかし、それが度を越えて他人のこういうところが無性に腹が立つということがあれば、一度自分に目を向けてみて下さい

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自分に厳しい自分に気づく

過去に自分を否定せざるを得ない経験があった方ほど自分のことを許すことができなくなるものです

親または周りの人間関係からの言動によって「そのままの自分ではダメなんだ…」と思い込んでしまったのです

だから「私はこうでなければ認めてもらえない」「価値のない自分がこんなことをしてはいけない」と自分自身に制限をかけてしまう

でも実は、自分が自分自身に厳しい目を向けているだけで、誰もあなたに制限をかけてはいないのです

関連記事→自己肯定感が低いとどうなる?自分を好きになるための考え方と行動

心の奥にある哀しみを理解してあげる

自分を許せないというのは、常に一緒にいて監視している人から「おまえは悪い奴だ」「ダメな人間だ」と非難され続けているようなもの

自分の一番の理解者である自分自身に否定され続けるほど苦しいことはありません

ただでさえ、過去につらい経験をしてきたのですから、自分を楽にするためにも自分自身に向けている非難の苦しみから解放してあげて下さい

自分を許せない方の多くは、心の奥に「そのままの自分を認めてもらえなかった哀しみ」があります

そんな過去の自分を癒すべく、寝る前に子供の頃の自分の姿を思い浮かべて
「気づいてあげられなくてごめんね」
「そのままのあなたで大丈夫、大好きだよ」と
保護者的な目線で幼かったころの自分が言って欲しかった言葉をかけて抱きしめてあげてください

おわりに

あなたが悪いと思っていることでも、実際はそんなに悪いことではないということもあるので、必要以上に自分を責めないようにしてあげてください

あなた以上にあなた自身のことを理解し守ってあげられる人はいません

どんな感情でも自分が成長するために必要なもので、苦しいときほどそれは何か大切なことに気づいてほしいというメッセージなのです 

最後まで読んでいただきありがとうございます

 

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