プライベートなことを知りたがる人って何なの?質問ぜめをかわす方法
職場や近所付き合いなどで人と関わるなか、どこにでもいるのがプライベートなことを根掘り葉掘り聞いてくる人
「彼氏は?結婚は?なんで結婚しないの?」
「歳は?お子さんは?旦那さんの職業は?」
「普段何してるの?今までなんの仕事してたの?学歴は?」
などなどプライベートなことをやたらと知りたがる方です
仲のいい人ならともかく、そうでない方にはあまりプライベートな話はしたくないという方も多いのではないでしょうか?
あなたの周りにもいるであろう、めんどくさいタイプの根掘り葉掘りさん
そういう方々の心理と質問攻めのかわし方についてお伝えします
目次
プライベートなことを知りたがるのはなぜ?
人には誰しも知りたいという欲求があります
多くの方が少なからず芸能人のスキャンダルや他人の噂話について興味がありますよね
噂話に興味がなくても、職場や近所の人のことはある程度は知っておきたい
また、仲良くなりたいからもっと知りたいということもありますよね
人は知らないことへの不安を埋めるために知ろうとします
なので、知りたいと思うのは自然なことです
それでも、聞かれる側としては「なんでそんなことまであなたに話さなきゃいけないの?」と、うんざりしますよね
女性同士の間での知りたがりはちょっと訳ありな場合もあるのです
対人関係の位置づけをするため
人は多少なりとも他人より優位に立ちたいという思いがあるものです
負けず嫌いな方ほど「ライバルになりそうな相手」が現れると気になってしまいます
根掘り葉掘り質問するのは、自分の立場からみてどういう存在であるかを知りたいからです
とくに、自分が手に入れたいものをもっていたり、なにか優れていると感じる相手だからこそ色々聞きたくなるものです
根掘り葉掘り聞かれるということは相手からすると「良い意味で気になる存在」なのです
周りから価値のある存在だと認めてもらうため
あなたのことを心配しているかのように近づいてきて、根掘り葉掘り聞き出してはペラペラと人に話してしまう人がいます
これは私の体験談ですが
Aさんという方に話の流れで私の個人的な話をしました
Aさんは話に興味津々「私はあなたの味方よ」といった感じで信用させつつ話を聞き出してきました
話の終わりには「ほかの人には言わない方がいいよ、とくにBさんには気を付けて」と私に口留めしたのです
私としては知られてもなんともない話でしたが、わざわざ人に話す必要もなかったのでAさん以外の人には話していませんでした
その後、Aさんが仕事を辞めてから分かったことなのですが、Aさんがソッコーみんなに話していたのです…
しかもそれをBさんから聞きました
Aさんからは「Bさんは信用できないから気を付けて」と言われていたのに
「信用できないのはおめぇじゃねぇか~」とAさんを突っ込みたくなるような出来事でした
人から聞いた話をペラペラ話してしまう人は
「私は○○さんのことをいろいろ知っているのよ~すごいでしょ~だから私は信頼される人間なの」という思いがあります
他人から価値のある存在だと認めてもらうために情報を仕入れている
ようするに「承認欲求が強い人」なのです
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場を仕切るため
仕切りたがりの人は周りを仕切るためにいろいろ把握しておこうとするものです
そういう人は自分とは違うおとなしいタイプの人が妙に気になります
けれども、1対1では聞けない
そこで周りの人を巻き込んで個人的な情報を聞き出そうとします
みんなで話しているときに、会話に混ざらない人を見つけると「○○さんは」と会話の中に入れようとします
親切心から仲間にいれてあげようとしているようにも見えるのですが、プライベートな話をするのが苦手な人からするといい迷惑です
個人情報を共有して人間関係を風通しの良いものにしようとしている
職場で初対面なのにいきなりプライベートなことを聞いてくる人っていますよね
そういう人は聞き出した情報を他の人に伝え共有し、人間関係を風通しの良いものにしようと思っています
人に対して無関心でいられない、他の人もそうだろうという思いから、職場に入ったばかりの新人さんにでも「●●さんはシングルでね」とか「●●さんは何歳だよ」などと聞いてもいないのに他人の個人的な情報を伝えてきます
おしゃべり好きで自分はなにを聞かれても平気、そんなオープンな性格であるため、根掘り葉掘り聞くことで相手に不快感を与えてしまうこともあるというのが分からないのです
質問ぜめをかわす方法
プライベートなことを聞かれたくないというのなら最初が肝心です
相手に興味を持たれるようなことを話してしまうと、そこからいろいろ深く探られていくことがあるからです
人間は知っていることからさらに情報を集めていこうとするものです
なので、絶対言いたくないのであれば、話が膨らみそうな情報は与えないようにしましょう
別の話にすり変える
なにか聞かれたら「○○さんは?」とオウム返しをしたり「そういえば」と天気、テレビ、ニュースなどの話など別の話題にすり替えます
職場の人なら仕事の話をするのが一番です
もし、相手が先輩であれば仕事の質問や先輩が入社した時のことを聞くのがおすすめです
そうすることでこちらとしては仕事を覚えることができますし、相手からすれば知らないことを教えてあげることで優越感に浸ることができます
質問されたら質問返しをして相手が食いつきそうな話題を把握しておくといいですよ
「プライベートなことは話しません」と言葉や態度で示す
一切なにも聞かれたくないというのなら、話を広げないように黙々と作業したり、その方から離れることです
あまりしつこく聞いてくる場合は「えっ?なんでそんなこと知りたいんですか?」と少し驚き気味に反応すると「こんなこと聞くのは失礼だったかな」と気付いてくれる場合があります
根掘り葉掘り聞かれやすい人ほど真面目なため、聞かれたことはきちんと答えなければといけないと思ってしまいます
「質問に答えないのは悪いこと…」その罪悪感から嫌々ながらも話してしまうのです
言いたくないことを無理に答える必要はありません
「言いたくないことは言わなくても大丈夫!」と自分自身に許可を出してあげましょう
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思い切って答えてあげれば興味は薄れていく
誰にでも知りたいという欲求があります
そのため「知らないまま、分からないまま」でいると余計に気になってさらに興味をもたれてしまいます
質問に対して答えられる範囲で答えていれば、だいたいの人は満足して興味が薄れていくものです
個人的なことを聞かれて、それを自分のいないところで「話のネタにされるのが嫌」という方も多いと思います
たとえプライベートな質問に答えてそれが広まったとしてもあなたの評価が下がることはありません
むしろ他人のプライベートなことをペラペラ他言する人の方が要注意人物として警戒されます
人は相手を知ることで親近感がわくものなので、あまり警戒し過ぎずに話してみるのもいいかと思います
自分自身を信頼すれば質問攻めをする人と出会いにくくなる
根掘り葉掘り聞いてくる人に嫌悪感を抱いてしまうのは
「言いたくないことを言わされている」
「個人情報が奪われる気がする」このような気持ちになるからではないでしょうか
質問に答えなければ「感じ悪い人って思われるかもしれない」質問に答えたとしても「どう思われるか心配」
「もぉ!どっちにしても嫌なんですけど!!!」とイライラしてしまう
人からどう思われているかという不安は自分に対する自信や信頼のなさからくるものです
質問攻めをする人と出会いやすく、それでいつも嫌な気持ちになる
それは、あなた自身の感情によって「自分を信頼すればもっと楽になるよ」と知らせてくれているのです
何を聞かれても「私はわたしよぉ関係ないわぁぁぁ♪」と「そのままの自分で大丈夫!」という自分自身に対しての信頼があれば質問攻めをしてくる人と出会いにくくなるものです
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おわりに
いろいろ聞かれるということはそれだけ「関心をもたれる存在である」ということ
なので良い意味に捉えることもできますね
ほどんどの場合、個人的なことを知られたとしても大したことではないので安心してください
それでも根掘り葉掘り聞かれるのは嫌…
そんなときは適当にごまかしたり、なるだけ関わらないなどして深く考え過ぎないようにしましょう
自分に対しての信頼、優しさをもち気分よく過ごすのが一番です
最後まで読んでいただきありがとうございます