自己一致は人類共通の目標!ありのままの自分になれば世の中は変わる

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mirieeと申します  自分らしく豊かに過ごすための考え方や心理について書いています

自己一致という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

言葉のとおり「自己(自分自身)が一致(くい違いがなく同じであること)」

自分が感じたことと考えて行動することが一致していることです

自己一致は「純粋性」とも呼ばれています

自己一致は人類共通の目標!そのために知っておいてほしいこと

私たちはありのままの姿で生まれ、様々な経験から味わった感情をもとに自分を認識していきます

多くの方が育った環境、与えられた情報によって「つくられた自分」で生きてしまうため、本来の力を発揮できないまま過ごしています

困難を乗り越え成長する「ヒーロー・ヒロイン」の姿に人は憧れを抱くものです

迷い悩みながら自分自身と向き合い、ありのままの自分を取り戻して幸せに生きる
そんなヒーロー・ヒロインに誰もがなりたいと願っているのです

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私たちの人生は信じる力によって動かされている

自己一致についてお伝えする前にまず知っておいていただきたいのが自己不一致です

自己不一致とは自己一致とは反対に頭で考えていることと心の奥で感じている本音が食い違い、対立している状態のことです

自己不一致してしまう原因の多くは過去の経験によって自己否定してしまったことにあります

子供のころの私たちは愛されなかったり見放されることに恐怖を感じてしまうものです

恐怖心が強いほど自分を守らなければいけないという思いも強くなり「そのままの自分では愛されない」「どうせ自分なんか価値はない」と思い込んでしまいます

本当は「こうありたい」のに自分を守ろうとするあまり「こうでなければならない」という思い込みに従って生きてしまう

人は「こうに違いない」と信じたことが現実となるものなので「こうなりたい」という理想があっても「私にできるわけない」と信じていればそれにふさわしい選択をして現実とします

自己一致を目指すには、まず自分自身の心と向き合って今の心の状態を知る必要があります

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気づかないまま自己不一致していることがある

自分のことは自分自身が一番よく分かっていると思っていても案外気づいていないところがあるものです

育った環境や両親の影響により子供の頃から「良い子良い人」を演じ続けていると自己不一致していることに気が付かないまま大人になっていることがあります

良い人を演じていれば周りから褒めてもらえるし、自分としても正しく生きていると信じているため、本当の自分に気づかないままでいるのです

そういう方は気が付かないうちに感情を抑え続けているため、何らかのきっかけで抑えてきたものが外れると一気に感情があふれだしてしまいます

なんでもそうですが、抑えて…抑えて…抑え続けていると潰れてしまいますよね
そして、見たくない姿があらわれてしまう…

もちろん人間はモノではないので、それでおしまいではありません

表にあらわれたということは「自分らしさを取り戻したい」という心の叫びが表面化されたことなので、そこから本来の自分を取り戻していけばいいのです

身近にいる人を通してあなたの心の奥にあるものが見えてくる

特定の人に対して妙にイラッとしたり腹が立つことはありませんか?

他の人からすればなんともないことなのになぜか腹が立つ

たとえば、いい加減な人や言いたいことをなんでも言う人を見ると無性に腹が立ってしまう

それはあなた自身の内側に「もっと楽に生きたい、自由に発言したい」という思いがあるからで、自分が我慢していることをやっているから腹が立ってしまうのです

あなたがつい反応してしまうところにあなたの本心が潜んでいて、それはあなたの身近にいる人を通して見えてくるものです

気になる人があらわれたときは自分自身を知るチャンスなのです

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認めたくない感情もあなたに必要なもの

ほとんどの人が「嫌いなこと」「苦手なこと」があると思います

たとえば、話をするのが苦手な人が大勢の人の前で話をしなければならないとします

ドキドキ緊張しながらも「落ち着いて良いところを見せなきゃ」と考えている
すると、余計に緊張して頭が真っ白になってしまうってことはありませんか?

「緊張している」のに頭では「落ち着け」と感情を抑えようとしています
これでは自分の感情と思考と行動が一致していません

複数のことを同時に行っているようなものですから、うまくいかないのも無理はありません

人は不安や緊張するからこそ予期せぬ事態に対応できるように準備をすることができます

認めたくない感情も含めて自分自身であり必要だから存在しています
その必要な一部を切り離そうとすると、そのぶんパワーも落ちてしまい、思うような行動が取れなくなってしまいます

自分の感情を否定するのではなく自分にとって必要な一部だと受け入れて
「そういうこともあるよね~d(*´∇`*)」
そのぐらいの気持ちでいるほうが逆にうまくいくものです

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ありのままの自分になるにはどうしたらいいの?

自己一致した姿とは「ありの~ままの~自分になるのぉ~♪」ということです

ありのままと言っても、感情をあらわにして好き勝手に振る舞えばいいということではありません

自分勝手、自己中な人は相手の気持ちを考えられないだけでなく自分のことも分かっていません

ありのままの自分が分かってなければありのままの自分になどなれないもの
ありのままの自分になるためには自分自身と向き合い自分を知ることが必要不可欠です

ありのままの自分になるというのは自分自身を尊重することでもあります
自分を尊重しているから他人も尊重できる
自分を大切にしているからこそ他人を思いやることができる

ありのままに生きる人が増えれば増えるほど、分かち合いの輪が広がり世界はより良い状態へと変化していくのです

では、ありのままの自分になるにはどうしたらいいのでしょうか?

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好きと嫌いをはっきりさせる

自分に正直になるということは「好きと嫌いをはっきりさせる」ことでもあります
もちろん嫌っていることをアピールしたり、嫌いであり続ければいいということでありません

嫌いという感情は否定も肯定もせずにただ「ある」と認める

人の事を嫌いになってはいけないと思いがちですが、感覚的に嫌いと感じるのは仕方がないことです

「嫌ってはいけない!」と自分の感情に抵抗しようとすると、さらに、その感情は強くなるものです

理由もなくなんか嫌いと感じるときは「なぜ嫌いなのか?」と自分自身に問い続けることで答えが見つかるものです

心地よいと思えることを選択する

日本人は、とりあえず周りに合わせておけば安心だからと自分の意見を言わない方が多いですよね

たとえば、人に合わせて食べたくないものを注文したり、なんとなく多数決に従ってみたり
それが、いつものことになると何の違和感も感じなくなってしまいます

自分の感情を抑え続けていると、ありのままの自分を感じる力が弱まってしまいます

変に気を遣ってまで人に合わせる必要はありません

感情を押さえつけないためにも「こうするべき」から「こうしたい」で決めるようにします

自分を不自由にさせないように選択の自由があると心に置いておきましょう

おわりに

私たちは様々な経験をするためにこの世に生まれてきました

それは嬉しいや楽しいこともあれば嫌なこと悲しいこともあります

どんな感情が湧いてきても無視することなく、その感情があらわれた意味を知ろうとすれば自分が進むべく道へ向かうために必要なものだと気づくことができます

一人一人が何ものにも囚われない自己一致した姿で生きる

それだけで世の中は確実により良いものへと変わるはずです

そのための自己一致であり自己一致は全人類の目標なのです

最後まで読んでいただきありがとうございます

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