言葉には力が宿る?肯定的な言葉を言い続けたらどうなるか試してみた
「言霊」って聞いたことありますか?
「言葉には魂が宿る」「言葉に出すと現実化する」と言われていますが、実際はどうなの?って思いますよね
そこで、肯定的な言葉を言い続けることでどのような変化が起こるのか試してみました
目次
言葉に力が宿るのか試してみた結果
私は数年前に離婚しています
今は日々穏やかに過ごしていますが、当時、離婚するまでの期間は不安に押しぶされそうな毎日を過ごしていました
なんとか心を落ち着かせる良い方法はないかとネットで検索していたところ、YouTubeにアップされていた斎藤一人さんの講演にたどり着きました
簡単に気持ちを切り替えられる方法として話されていたのが「ツイてる」「ありがとう」「感謝します」などの肯定的な言葉を唱えることでした
目の前にある喜びに気づくことができた
すぐに気持ちを変えるのは難しい…でも言葉なら簡単に変えられる!
ワラにもすがる思いで、ただひたすら「愛してます、うれしい、楽しい、感謝します、幸せ、ありがとう、ツイてる、許します」この言葉を唱え続けました
これが私には効果があったみたいで、不安を感じたときにこの言葉を唱えるとなんだか気分が落ち着きました
数ヵ月唱え続けているとしだいに「周りの人の優しさ」「健康で仕事ができる」「ご飯が食べられる」など、目の前にあるものに喜びを感じられるようになりました
なぜ言葉には力があるの?
「ツイてる、感謝します」などの肯定的な言葉を言い続けると、脳はその言葉を重要だと判断して意識するようになります
これは脳のRASという日本語では網様体賦活系(もようたいふかつけい)というものの働きで、たくさんの情報の中から自分にとって必要な情報を取捨選択するフィルターのような役割をしています
欲しいと思っている物や気になっていることがやたらと目に付くのもこのRASの働きによるものです
普段たくさんの物を見ているはずなのに、気になるものだと「おやっ?」と目に留まるのは脳が重要だと判断した情報をキャッチしたからです
逆に自分にとって重要ではない情報は隠して見えなくしてしまいます
これを心理的盲点(スコトーマ)と言います
つまり「ツイてる」と言葉に出して意識することで今まで見えていなかった小さなラッキーに気づきやすくなる
たとえ、ついてない出来事が起きたとしても、そこから「不幸中の幸い」を見つけだしやすくなるのです
肯定的な言葉を唱えることで自分自身に許可を出す
そのままの自分を好きになれない人は「愛してます」と言うことに抵抗を感じてしまいます
また、誰か許せない人がいる人は「許します」と言うのに抵抗を感じるものです
それは「そのままの自分には価値がない、だからどうせ私なんか愛されない」
人を許せないのは自分自身に対しても「私はこういうところがダメ」というように自分自身に対しても許せていないことがあるからです
そうやって、何かしら自分自身のことを否定しているからその言葉に抵抗を感じるのです
そこで同じ言葉を何回も唱えることで、まずは「愛してます」「許します」など言葉から受ける抵抗感を拭い去る
あとは唱え続けた言葉が重要だと認識されることで必要な情報が見えてくるようになります
あなたの人生あなた自身が許可を出してあげなければ何も進めることはできません
そこで自分自身に許可を出す目的で肯定的な言葉を唱えるのです
「私は愛されていいんだよ」
「自分を許していいんだよ」
そうやって自分自身に許可を出してあげることでようやく望む道へ向かって進むことができるのです
自分への言葉かけによって現実は変わる
私たちは普段なにげに言葉を発しています
日常使っている言葉は自らを印象づけるものです
日本人は謙遜(けんそん)して「私なんてダメですよ」と自分の事を低く扱うことが良いことだと思う傾向にあります
しかし、自己否定するようなことを言い続けるのは「自分は価値の低い人間」だと決めつけるようなもの
自分自身を価値の低い人間だと決めつけることで、そのイメージ通りの行動しかできなくなり、結果的に望む現実から遠ざかってしまいます
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悪口を言うと自分に返ってくるってホント?
気分を晴らすために気に入らない人の悪口を言う
少なからず多くの人が悪口を言ってしまったことがあるかと思います
人のことを全く悪く言ってはいけないとは思いませんが、それが日常的になってしまうと自分自身に対して良くない影響を与えてしまうことがあります
インプットした情報というのは思い出したり言葉にすることで記憶に残ります
そのため、否定的なことを繰り返し考えたり言葉にすればするほど現実に悪影響を与えてしまいます
つまり、否定的な言葉を繰り返すことによって否定的なことにばかり目がいきやすくなるため、人や物事の良い側面が見えなくなってしまいます
そうやって自らでストレスの多い現実にしてしまうのです
とはいえ、嫌なことを我慢してため込むのも良くありません
不快な感情は紙に書くなどしておもいっきり外に吐き出してしまいましょう
嫌な感情は、自分を知るために発生させたものです
自分の感情を紙に書き出して「この感情は私に何を気づかせようとしているのか?」と自分自身の心と向き合い、そこから何か気づきが得られたとき嫌な感情は役目を果たしてなくなります
もし、周りに否定的なことや愚痴を言う人がいれば影響を受けてしまうのでなるだけ距離をとるようにしましょう
おわりに
良い言葉を唱えれば魔法のように良いことが起こるというものではありません
肯定的な言葉を唱えるのは意識づけさせることで隠れていたものを見えるようにする
そして自分自身に対して行動を促すことを目的とするものです
人生をより良いものにするためにも言葉の力を信じて、自分が望む人生に繋がるように扱うことが大切です
もし、人生うまくいかないなぁ…と感じているなら、まずは言葉を変えてみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございます