イライラしてしまうのはなぜ?些細なことを気にしなくする方法とは?
あなたはどんなときにイライラしますか?
「あたしゃ毎日イライラしっぱなしだよ」って方も少なくないのではないのでしょうか
できれば穏やかに過ごしたいと思っているのに、家族や職場の人など毎日合う人に対して一度イライラしてしまうと、その人の言動にいちいち反応してイライラが止まらなくなるってこともありますよね
目次
イライラしてしまうのはなぜ?
人によって様々な場面であられるイライラ感
人の態度や行いに対してのイライラ
他人からの言葉によってバカにされている又は尊重されていないと感じたときのイライラ
渋滞、騒音、時間に追われるなど自分の思い通りにならない事や焦りからのイライラ
他にも睡眠不足や体調が万全でないともイライラしてしまいますよね
意識が外に向きすぎている
なりふり構わず周囲にイライラを撒き散らしている人っていますよね…
そういう人っていっけん強そうに見えるかもしれませんが、実は弱っているのです
イライラは外から与えられたものではなく自分自身の内側で発生させたもの
根本的な理由を知ろうとしないままでいると分からないことへの不安でますます不満が募るばかりです
私たちは自分の本当の想いを知るために自らで嫌な感情を味わっています
その想いを無視せずに自分自身と向き合うことで人は本当の強さを手に入れることができます
やりたくないことをして自分に無理をさせている
あなたは「自分がどうしたい」というよりも「周囲から見た自分」を基準に行動していませんか?
それが日常的になると「こう思われるに違いない!だからこうしなければ」というように思い込んでしまうため、常に自分自身に監視の目を向け続けなければならなくなります
自分に対して厳しい人は他人に対しても厳しくなるものです
そのため「こうあるべき」という自分の中でのルールを守らない人に対して「本当は自分も人の目を気にせず楽に生きたいのに…なんであいつは!ムカつく」となるわけです
特定の人に対するイライラだけでなく、なぜか職場に行くとイライラするという場合も頑張り過ぎて自分に無理をさせてしまっているからです
足りないところから奪われると腹が立つように、無理をすることによって消耗させてしまっているから些細なことでもエネルギーが奪われたような気がしてイライラしてしまうのです
罪悪感を抱いている
他人からの何気ない一言にイライラしてしまうのはそこに罪悪感があるからです
罪悪感を抱いてしまうのは「こんなことをしてはいけない」と自分を責めているからで、後ろめたいところをズバリ指摘されたような気がしてイライラしてしまうのです
真面目な方ほど罪悪感を抱きやすいものです
自分を責めることなく素直な感情を認め許してあげるようにしましょう
些細なことを気にしないようにするにはどうすればいいの?
人間社会で生きていれば誰でもイライラすることはあると思いますが、やはりイライラなどしたくないもの
気分よく過ごすためにも些細なことは受け流せるようになりたいですよね
では些細なことを気にしないようにするにはどうすればいいのでしょうか
自分自身の心と向き合い理解・共感してあげる
イライラしてはいけないと思う方ほど感情を抑えてしまいがちです
感情にはあなたに何かしらのメッセージを伝えるための役割があります
嫌な感情だからといって消そうとしても心の中に溜まっていくだけで必要なメッセージを受け取るまで何度も湧き上がってきます
イライラしてるなぁと感じたらまずは自分自身と向き合う
そうすることで問題は解決されていくものです
誰も邪魔が入らないような所で一人になって「怒り、悲しみ、悔しさ」「言いたいこと」「私はどうしたのいか」など全てを包み隠さずさらけ出すように紙に書きだしてみましょう
そのあなたの思いを書いた紙にあなたの一番の理解者であるあなた自身が大切な親友の相談に乗るつもりで理解共感してあげてください
イライラの奥に潜んでいる本当の想いを知る
そこからあなたの望みに気づくことが出来ればそのイライラは役目を果たして消えるはずです
自分のことを大切に扱ってあげる
人は満たされていなと感じているほどイライラしやすくなるものです
そんなときほど「あの人のせいで」というように誰かや何かのせいにしてまいがちですが、イライラの対象となる人や出来事というのは自分自身の内にあるものの投影なのです
たとえば仕事をさぼって手を抜く人にイライラするのは「私だってもっと楽に生きたい」と思っているからです
「自分に厳しくしてないか?無理をさせていないか?」と振り返ってみて思い当たることがあれば少しずつでもいいので自分に大切にしてあげてください
食生活においてもジャンクフードや加工食品はなるだけ避けて野菜や発酵食品など日本食を中心とした身体に優しい食事を摂るようにしましょう
身体に優しい食事で腸の状態を良くすることは心の健康にも繋がります
楽しいことややりたいことにも挑戦して人生を楽しみつつ自分自身を大切に扱うことで満たしてあげましょう
一歩引いて広い視野で物事を見る
人の嫌なところが見えてしまうとそこばかりに注目してしまいがちですが、そんなときはいったん冷静になって見方を変えるようにしてみましょう
- 「自分が頑張りすぎていないか?」
- 「相手のチャンスを奪っていないか?」
- 「根拠のない決めつけをしてはいないか?」
- 「レッテルを貼っていないか?」
- 「〇〇すべき思考ではないか?」
このように違う視点から物事を見ることで、気が付いていなかった相手の良い側面も見えてくるはずです
深呼吸をして体を動かしリフレッシュ
イライラしたりストレスを感じると呼吸は浅くなってしまいます
呼吸は吐くときにリラックスしたときの副交感神経が優位になるのでイラっとしたらすかさず大きく息を吸って長めに息を吐く深呼吸をしてみましょう
また、姿勢を変えることも気持ちを切り変えるには良いとされているので、背筋を伸ばしたり体を動かして気分をリセットしましょう
ストレス対策には朝日を浴びながら運動をするのもおすすめです
朝日を浴びることで感情をコントロールしてくれるセロトニンというホルモンが分泌されます
日中に体を動かしていれば夜はぐっすり眠れますし良い睡眠をとることで心も安定します
おわりに
人はイライラすると、つい誰かや何かにイライラさせられていると思いがちです
なので自分自身に原因があるとは思いたくないもの
でもそのイライラは紛れもなく自分の内側から沸き上がったものです
それはイライラする方が悪いということではなく
嫌な感情というのは自分から自分に向けた「これに気づいて」というサインであるということです
それを受け止めて心の声に耳を傾けることであなた自身が「何を知りたかったのか」「何を望んでいたのか」が見えてくるはずです
最後まで読んでいただきありがとうございます