不安は大切なものを守るためにある!憂鬱な気分を晴らす方法

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mirieeと申します  自分らしく豊かに過ごすための考え方や心理について書いています

不安と言っても理由は人それぞれ
お金、人間関係、健康、老後
できることなら不安は感じたくないものですよね

そもそも、人はなぜ不安というものを感じてしまうのでしょか?

不安は大切なものを守るためにある!

人は誰でも不安になるものです
そのほとんどが過去の記憶をもとにネガティブな未来を想像することで不安を感じます

不安は悪いものというイメージがありますが、ときに私たちを助けてくれるものでもあります

愛が存在しなければ不安を感じることはない

たとえば、子供の将来を不安に思うのも
パートナーが浮気をしないかという不安も
老後、お金、仕事の不安
孤独になることへの不安
これらの不安は自分自身または誰かを守りたいという愛がなければ感じることはありません

ただ、そこに疑いや否定的な気持ちがあるから不安が強くなるのです
大切な人ほど心配するより信じてあげるようにしましょう

安全な方向へ導くためのサイン

怖いもの知らずの幼児は危ないものが分かりません
危険なことをして痛い目に遭ってはじめて、これをしたら危ないと慎重に行動できるようになります

不安を感じるからこそ「危険に気づく」「万が一の備えができる」
不安は悪いだけではなく、あなたの助けにもなるのです

不安そのものが悪いのではなく、不安をどのように扱うかが大事です
不安によって「自己否定する」「他人を傷つける」など、争いや苦しみを生むことに向けるのがよくないのです

不安はあなたの愛から生まれたものであり、必要だからあらわれたのです
なので自分の心の声に耳を傾けて「知らせてくれてありがとう」という気持ちでいれば乗り越えられないことはありません

不安のほとんどが思い込みで現実には起こらない

同じ出来事でも不安を感じる人と感じない人がいます
それは、過去の経験が人それぞれ違うからです
実際は不安に感じていたことのほとんどが現実には起こらないものです

あなたも「あれは取り越し苦労だったなぁ…」ってことありませんか?
人はなぜ起こりもしないことを想像してしまうのか?
それも、やはりあなたの意識があなたを守ろうとしているからです

過去に嫌な経験をすると、また同じような目には遭うのではないかと思い込んでしまいがちです
もう自分をそんな目に遭わせたくない
自分自身を守りたいという想いが不安を生むのです

過去の出来事はあなたが学び成長するための必要な経験です
そこから何か気づきが得られているのであればもう学びは完了しているので大丈夫!
今のあなたは過去の経験を乗り越えレベルアップしたあなたなのです

行動に移すことで多くの不安は解消される

「初めてやること」や「新しいことを始める」ときって多少なりとも不安を感じますよね
入学、初出勤、転勤、転職、引っ越しなど新しい環境へ移るとき「初対面の人とうまくやれるか」「新しい環境に馴染めるか」「ちゃんと仕事できるか」など
それも、回数を重ねていくことで、いつの間にか慣れて平気になっています

「案ずるより産むが易し」ということわざもあるように
始める前は心配したり不安を感じていても、いざやってみたらする心配するようなことではなかったってことがあるように、その多くが「分からないことへの不安」つまり情報不足による不安です

行動に移すことで「分からないこと知らないことへ不安」を解消していく
そうやって「OK大丈夫!」と自らに安心感を与えながら人はたくさんの経験を積み重ねていくのです

関連記事→行動を起こすのが怖い…現状を抜け出せない理由は潜在意識にある

憂鬱な気分を晴らすためにすると良いこと

なんだか気分が落ち込みやすい…
そんなときは普段の生活の中にちょっとした習慣を取り入れてみて下さい
少し変化を起こすだけでも気分は安定するものです

この気持ちはなぜあらわれたのかを紙に書き出す

なんとなく憂鬱な気分で落ち着かないということはありませんか?
そんなときは、自分の気持ちを紙に書き出してみましょう

ネガティブな感情というのは心の奥にある消化されていないものを救いあげるためにあらわれたもの
なのでモヤモヤさせたままにするのではなく思いっきり吐きだして気付いてあげる
自分が何に悩んでいるのかを明確にすれば解決策が見つかるものです

頭の中にあるモヤモヤを紙に書き出して視覚化することは対処しやすいうえにストレス発散にもなります

関連記事→ポジティブとネガティブはセット

身体を動かす、行動範囲を広げる

ある研究で20分早歩きをすることで不安が大幅に減ったというデータがあります
また、体を動かすことで脳の機能を高める物質が分泌されるなど、運動がストレス対策にも良いということは科学的にも証明されています

さらに、普段から姿勢を正して生活することを心がけるようにすると、体幹も鍛えられるうえに気分も安定します

運動するときは普段歩いたことのない道を歩いてみたり、行ったことない場所へ行ってみるのもおすすめです
行動範囲を広げ新しい情報を入れることで少しずつ落着きを取り戻していくはずです

質の良い睡眠をとる

睡眠不足だといつもよりイライラしたり気分も落ち込みやすくなりますよね
早く寝ようと思ってもなかなか寝付けなかったり夜中に目が覚めてしまったりと十分な睡眠がとれていないという方も多いと思います

夜にぐっすり眠るためまずは朝起きたら朝日を浴びるようにしましょう
朝日を浴びることで幸せホルモンとも呼ばれている精神安定に関わる「セロトニン」という神経伝達物質が分泌されます

また、セロトニンの材料となる「トリプトファン」を含む食品を摂るのも良いです
トリプトファンは必須アミノ酸で「魚類、肉類、大豆、乳製品、卵、バナナ」などに多く含まれています

ちなみに、人間が夜になると眠くなるのは「メラトニン」というホルモンの働きによるものです
その「メラトニン」の材料になるのが「セロトニン」です

寝る前にテレビを観たり、スマホで動画やSNSをチェックするという方も多いと思います
スマホやテレビなどのデジタル機器から発生されるブルーライトを睡眠前に浴びると体内時計が狂い睡眠障害につながるということは広く知られていることですが
他にもテレビやスマホからの情報によって脳が興奮したり不安を助長させてしまうこともあります

寝る2時間ぐらい前までにはテレビやスマホから離れて眠りに入りやすくするために部屋を暗くしてリラックスした状態で過ごすようにしましょう

瞑想と深呼吸

不安対策におすすめなのが瞑想です

瞑想は過去や未来に囚われずに今の自分の内側と向き合って、脳の負担を軽くさせるのが目的です

やり方は、肩の力を抜いてリラックスして呼吸に意識をおく
思考が浮かんでも戻せばいいので気にしないで呼吸に集中します
呼吸瞑想は1日3分ぐらいから初めて徐々に長くして、慣れたら10~30分ぐらい行うとより効果的です

また、どこでもできる簡単な不安対策は深呼吸です

呼吸を深く遅くすると体の緊張感がゆるみ、警戒心が解除されるため、不安を感じたら深呼吸を行うようにしてみて下さい

感謝日記を付ける

不安感が強いというのは不安なことに焦点をあてている状態です
そのため身近な喜びが見えなくなりがちです
普段あたりまえと思って何も感じていないことでも、よく考えたらありがたいと思えることはたくさんあります

そこで、見えなくさせてしまっている喜びに焦点をあてるべく一日の終わりに感謝できたことを思い返して書き出してみましょう
頭の中で嬉しかったことを思い浮かべるだけでもOKです

夜寝るまえに感謝日記をつけることで良いイメージが脳に定着するため、日中、感謝できることや喜べることに気づきやすくなります
他人への感謝というのは不安を和らげて幸福度を上げてくれるため人間関係もより良いものになります

おわりに

不安はあなたを守り、なにかに気付かせてくれるためのものです

よく「神さまは乗り越えられる試練しか与えない」と言われていますが、それは自分の人生を創っているのが自分自身だからであって、必要な事として自らが創造したからなのです

不安を感じることが心地よくないのは、それが自分らしくない状態だからです
なので不安は「自分らしさを取り戻してほしい」というあなた自身への大切なメッセージなのです

最後まで読んでいただきありがとうございます

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