なぜあの人にだけ猛烈にイライラするの?ユング心理学「シャドウ」が教える職場の人間関係

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mirieeと申します  自分らしく豊かに過ごすための考え方や心理について書いています

「他の人は『あの人、良い人だよ』と言うのに、なぜか自分だけが特定の同僚にイライラしてしまう」「相手に悪気はないと分かっているのに、その人の言動を見るだけでストレスが溜まる」

職場でそんなモヤモヤを抱えた経験はありませんか?

実は、特定の相手に激しい怒りや拒絶感を覚えてしまう背景には、ユング心理学の「シャドウ(影)」という心のメカニズムが深く関係しています

今回は、同じ職場で起きた「頑張る人」と「頑張らない人」のリアルな事例をもとに、人間関係のイライラの正体を紐解いていきます


なぜ「ズルいあの人」にだけイライラさせられるのか

職場に、長く勤めるパートで主婦のIさんと、後から入った主婦のTさんがいました

二人は同じ仕事を担当していて最初はとても仲良しでした

ところが次第にTさんのストレスが爆発することになります

Iさんは誰とでも気軽に話せる人当たりの良い人ですが、実は「やりたくない仕事(朝の掃除など)は絶対にやらない」「自分の都合優先で軽い嘘をつく」という一面がありました

その結果、責任感の強いTさんばかりに仕事のしわ寄せがいき、Tさんは「職場に来るのも嫌」と突然辞めてしまいました

そしてそのしわ寄せは、次に真面目に頑張る別の同僚へと引き継がれ、同じようにイライラの連鎖が起きてしまったのです

ここで不思議なのは、「他のパートの人は、Iさんのことを良い人だと言っている」という点です

なぜ特定の人だけが、Iさんにこれほどイライラさせられるのでしょうか?

ユング心理学では、「自分が絶対にやってはいけないと強く禁止し、心の奥底に閉じ込めた性質(=シャドウ)」を、目の前で平然とやっている人を見たとき、人間は激しい嫌悪感やイライラを抱くと考えます

Tさんと、その後にストレスを引き継いだ同僚の共通点は、「自分を犠牲にしてまで、与えられた仕事をきっちり頑張ること」でした

「仕事をサボってはいけない」
「人に迷惑をかけてはいけない」
というマイルールを人一倍強く持っているからこそ、目の前で「やりたくないことはやらない」「自分の都合を優先する」というズルさを平気で発揮するIさんが、許せない存在(=自分のシャドウ)として映り込んでいたのです

他のパートの人がイライラしないのは、その人たちが「ほどよく手を抜くこと」を自分に許しているため、Iさんの性質がシャドウ(地雷)にならないからです

イライラを鎮め、自分を守るための3つのステップ

シャドウによるイライラから抜け出し、Tさんのように限界を迎えて突然自滅(退職)しないための心の守り方です

①「相手への怒り」を「自分への許可」に変換する

Iさんに対して「なんで掃除をやらないの!ズルい!」と怒りが湧いたときは、主語を自分に変えてみてください

「ああ、私は本当は、あんな風にやりたくない仕事を『やりたくない』って言ってサボってみたいんだな」と気づくだけで、心のトゲが丸くなります

②「小さなズルさ」を自分に1ミリだけ許可してみる

真面目な人は、100%完璧にやろうとして潰れてしまいます

Iさんをお手本にして、「今日はちょっとだけゆっくり動こう」「気が進まない雑用は、あえて次の人に少し残してみよう」と、自分の中の「適当さ」を少しだけ解放してあげてください

③ 限界が来る前に「言葉で境界線を引く」

Tさんは愚痴を溜め込んだ末に突然辞めてしまいました

そうなる前に、「私は今自分の仕事で手一杯なので、掃除は半分ずつ分担しましょう」と、感情的にならず事務的にテリトリー(境界線)を守る主張を伝えることが大切です

おわりに

職場であなたをイライラさせる「ズルいあの人」は、あなたを困らせる敵であると同時に
「あなた、もうそんなに自分を犠牲にして頑張らなくていいんだよ」
「もっと自分を優先していいんだよ」
と教えてくれている、あなた自身の心の影(シャドウ)のメッセンジャーなのかもしれません

真面目すぎる心のブレーキを少しだけ緩めて、もっとわがままに、心地よく働いていきましょう

最後まで読んでいただきありがとうございます

 

 

 

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