「期待してるよ」に注意?職場でプレッシャーを感じにくくする方法

会社の社長や上司、あるいは職場の先輩から「期待してるよ」と言われた経験はありませんか?
最初に言われたときは「期待に応えられるよう頑張ります!」と嬉しくなるかもしれません
しかし、同じ人から何度も何度も言われるうちに、なぜかモヤモヤとした違和感を抱いたり、プレッシャーで息苦しくなったりすることはないでしょうか
実は、その「期待してるよ」という言葉の裏には、あなたをコントロールしようとする相手の「心の闇」が隠されているケースがあります
この記事では、心理学の視点を交えながら、「期待してるよ」という言葉に隠された本当の意味と、職場で他人の期待に縛られずにプレッシャーを感じにくくする具体的な方法を、私の実体験をもとに解説します
目次
そもそも「期待」とはどういう意味?
辞書を引くと、期待とは以下のように定義されています
ある人がそれをするのを(他の人が)あてにし、心待ちに待つこと。将来それが実現するように待ち構えること。
つまり、「これからの在り方に良い希望を持っている
あてにされている」ということです
これだけ見るとポジティブで良い言葉のように思えます
しかし、その期待をかける側に「どういう下心が込められているか」によって、後々その期待があなたに重くのしかかってくる原因になります
「期待してるよ」=「あなたを私の意のままに操りたい」のサイン?
もちろん、純粋に応援してくれている場合もあります
しかし、私の経験上、職場で何度も「期待してるよ」と口にする人の心理の裏には、以下のような身勝手な本音が隠されていることが非常に多かったです
- 「自分が思い描いた通りの人間であってほしい」
- 「私を楽させてほしい」
- 「私を喜ばせてほしい」
自分の思い通りにならないと「怒り」に変わる
自分の都合のために他人に期待している人は、相手が思い通りに動かなかったときに「期待外れだった」「裏切られた」という被害妄想を抱きます
そのため、あなたが少しでも相手の理想から外れると、言葉や態度でチクチクとプレッシャーを与えてきたり、その期待が「怒り」へと変わってぶつけられたりすることさえあります
言葉の裏にあるのは、相手の「不安」
このような操作的な期待をかける人は、「相手が自分の思い通りに動いてくれるか」が内心とても不安なのです
だからこそ、あなたにプレッシャーをかけて縛るために、あえて「期待してるよ」という言葉を武器として使います
つまり、何度も言われるということは、裏を返せば相手にとって「お前はまだ私の思い通りになっていない(もっと頑張ってよ)」という催促なのです
なぜ他人の期待に応えすぎて消耗してしまうのか?
私自身、かつては周囲の期待に応えすぎてしまい、心身ともに疲れ果てていた時期がありました
相手が次に何をしてほしいのかを常に先読みし、先回りして期待に応えるように動いていたのです
その根本にあったのは、「相手の思う通りに動いていないと、嫌みを言われたり嫌われたりするかもしれない……」という強い不安でした
不安から逃れるために、必死に相手の機嫌や都合に合わせようとしていたのです
しかし、冷静に考えてみれば、常に他人の都合に合わせて生きることなんて絶対に不可能です
そんなことを続けていては、自分の人生のエネルギーを他人に吸い取られ、精神的にも肉体的にも消耗してしまうだけです
職場で「期待のプレッシャー」を感じにくくする3つの解決策
他人の操作的な期待に応えようとすると、自分の心が壊れてしまいます
職場でプレッシャーを感じず、自分らしくラクに働くために、今日からできる3つの解決策をお伝えします
① 「違和感」を無視せず、あえて期待を裏切る勇気を持つ
何度も「期待してるよ」と言われたときに感じるモヤモヤ(違和感)は、あなたの魂が「これ以上、相手の思い通りに動いちゃダメだ!」と出している危険サインです
その違和感を信じて、「時には相手の期待を裏切ってもいい」と自分に許可を出してあげてください
相手が望む100点満点のロボットになる必要はありません
あなたが「私は私のペースでやります」という態度を見せることで、相手はあなたをコントロールできないと察し、プレッシャーをかけてこなくなります
② 相手の「期待」と、自分の「課題」を切り離す(課題の分離)
心理学(アドラー心理学)には「課題の分離」という考え方があります
「あなたに対して勝手に期待をかけること」は相手の課題であり、あなたが背負うべきものではありません
また、あなたが期待通りに動かなかったときに「相手が勝手にガッカリしたり、不機嫌になったりすること」も、100%相手の課題です
不機嫌な相手を見て「私のせいだ…」と罪悪感を持つ必要はまったくありません
「あぁ、あの人は今、自分の思い通りにならなくて勝手に怒っているんだな」と、一歩引いて客観的に眺める癖をつけましょう
③ 先読みして「尽くす」のをやめてみる
プレッシャーを感じやすい人は、相手の顔色を伺って、頼まれてもいない雑用や仕事を先回りして引き受けてしまいがちです
まずは、「頼まれたことだけを淡々とやる」ことから始めてみてください
先読みして尽くすのをやめるだけで、仕事のプレッシャーは劇的に軽くなります。余ったエネルギーは、他人の機嫌をとるためではなく、あなた自身を労るために使いましょう
おわりに:「他人の期待」ではなく「自分の心地よさ」を選ぼう職場で飛び交う
「期待してるよ」という言葉には、本当にあなたの成長を楽しみにしている純粋な場合もあれば、「もっと頑張って」「私を楽させて」というような、自己中心的な意味が込められていることもあります
相手を自分の思い通りに動かしたいという「操作的な期待」には、注意が必要です
もし言われたときに少しでも違和感を抱いたなら、その直感を信じて、相手のコントロールに無理に従うのはやめましょう
誰かに嫌われることを恐れずに、まずは「自分が心地よい」と思える選択をしてあげてください
「人に期待せず、自分の機嫌は自分でとる」
これこそが、複雑な人間関係のなかで私たちが自分を見失わずに、軽やかに生きていくために一番大切な「あり方」ではないでしょうか
最後まで読んでいただきありがとうございます

